導入
最近では、AWSやGCP、さくらインターネットなど、さまざまなインフラサービスが登場しています。
ですが、『結局どれを選べばいいの?』と悩むことはありませんか?
今回は、主要なサービスを種類別にわかりやすく分類し、その違いをサクッと整理してみました!
インフラリソースを提供するサービスの種類
VPS (Virtual Private Server)
- 1台 の 物理サーバ上に複数の仮想サーバを立てる
- 1ユーザ 1仮想サーバで提供 (契約も1台単位)
- マルチテナント型のサービス (1物理に複数仮想サーバであるため)
- OSカスタマイズ等は可能。物理サーバの共有リソースを保護するため、一部の高度な設定には制限がある場合があります。
- 仮想サーバのリソース制約の範囲内で動かすので 他同居ユーザの影響を受けにくい
- リソースと貸出期間の契約で料金が発生
Cloud
- インフラ資源(Server,Computer,Network..etc)を インターネットを介して提供 利用するサービス
PublicCloud
- クラウド基盤を不特定ユーザーと共有している
- 主に従量課金制でスケールアップ/スケールダウンによる柔軟なスペック変更も可能
- 例えば、AWSやGCPでは従量課金制のため、アクセスが増加した際にリソースを追加して対応でき、コストも使った分だけ支払う仕組み
- OS等のカスタマイズは提供されている範囲のみで可能
PrivateCloud
- 企業が組織内でリソースを共有するためクラウド基盤を組織内のみで共有している
- 長期間契約のケースが多く 柔軟にリソース追加・削除が難しい
- 基盤も自社で持っているため 回線やOSのカスタマイズが柔軟
- 回線やOSのカスタマイズが柔軟で、専用環境ならではのセキュリティ強化や独自の運用ポリシーを実現できる
サクッと比較
リソースの奪取 | OS カスタマイズ性 | リソース追加柔軟性 | スケールアップ | コスト柔軟性 | |
---|---|---|---|---|---|
VPS | ◎ | △ | △ | △ | ⚪︎ |
PublicCloud | ◎ | ⚪︎ | ◎ | ◎ | ◎ |
PrivateCloud | ◎ | ◎ | △ | △ | × |
サービスを分類する
VPS
GMOCLOUD( GMO クラウドVPS ) , ConoHa(レンタルサーバもある) , さくらインターネット(レンタルサーバもある)
クラウドサービス
GMOCLOUD( ALTUS ) , さくらインターネット(さくらのクラウド) , AWS , GCP , Azure