はじめに
VSCodeやコンソールからGitHubに接続しようとした時に、トークンの認証画面が出てこず、リポジトリを追加できませんでした。
簡単なmacの設定で繋げることができるようになったので、手順をまとめておきます。
問題
以下のコマンドでGitHub上のリポジトリにリモート接続しようとしました。
git remote add origin https://username@github.com/username/sample.git
次に、origin
リポジトリにmaster
ブランチをpush
しようとしたところ、以下の認証エラーが表示されました。
git push origin master
remote: Permission to username/sample.git denied to username.
fatal: unable to access 'https://github.com/username/sample.git/': The requested URL returned error: 403
解決方法
"キーチェーンアクセス"にて、トークンを設定することで解決できます。
手順
- GitHubにログインし、Personal Access Token を発行します。
- macOSの"キーチェーンアクセス"を開きます。
"キーチェーンアクセス"はFinderの「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「キーチェーンアクセス」から開くか、Spotlight検索(command
+space
)で「キーチェーンアクセス」と入力して開きます。 - 検索欄に
github
と入力し、種類が"インターネットパスワード"の項目を探します。 - 対象の項目をダブルクリックして開きます。
- 「パスワードを表示」にチェックを入れてMacのログインパスワードを入力し、パスワード欄にGitHubで発行したトークンを貼り付けます。
- これで問題のコマンドを入力すれば、エラーが出力されずに接続ができるようになっているはずです。
終わりに
認証エラーに遭遇したときは、まずキーチェーンの中にあるGitHub情報を確認・修正してみましょう。