macOSでOSクリーンインストールした時に役に立ったTime machineについてメモ書き

OS X El Capitan から macOS High Sierra にOSアップデートした。
ややバッテリーの持ちが悪くなっていたのでクリーンインストールを実施することにした。

(参考)MacのOS X High Sierra（ハイシエラ）をカンタンにクリーンインストール（初期化）する方法！

基本的には事前にバックアップを取っていたため問題は発生しなかったが、
iTunesづてにiBooksに連携していたpdfファイルが正常にバックアップが取れていないことにアップデート後に気づいた。
※iBooksのファイルは通常のFinder運用しているとわからないところに格納されています。

/Users/USER/Library/Containers/com.apple.BKAgentService/Data/Documents/iBooks/Books

LibraryがFinderだと見れないです。
気づかずにクリーンインストールしちゃったのでもう私のMacには残ってません・・・

そこで・・・

Time machine から復元！

できたのでメモ書き。

OS更新前後で同一のユーザ名を使用していたら問題なくTime machineの機能で復元できたのかもしれないが、ユーザ名も変更していたためTerminalからコマンドを用いて頑張りました。

1.まずは当時のユーザと同一のユーザ名のアカウントを作成。

普通に「システム環境設定」の「ユーザとグループ」から作成。

2.Terminalからsuコマンドで作成したユーザからログインしてTime machineのファイルを捜索

su USER
別ユーザログイン

cd /Volumes/TimeMachine/Backups.backupdb/PC_Name/YYYY-MM-DD-hhmmss/HDD_Name/Users/USER/hogehoge
TimeMachine内を捜索
※USER以下のフォルダがsuログインしていないと権限不足で閲覧できません！

cp sourceHogehoge /foo/bar/tergetHogehoge
ファイルのサルベージ

exit
ログアウト

これでTimeMachineの個人フォルダ内にあった他ユーザからは権限不足でサルベージできないファイルがサルベージできました。

めでたしめでたし。