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AWS lambda から MSSQLのRDSインスタンスに接続する(python)

Last updated at Posted at 2016-08-26

#はじめに
SQL ServerのRDSインスタンスにlambdaから接続する方法です。
Webでは情報が欠落してたり、手順が複雑であったりするので、これをもう少し簡単にセットアップできる手順です。

#前提条件
lambdaファンクションは、pythonで書きます。
ライブラリには、pymssql を使います。

#レシピ

環境作り

1. LinuxのEC2インスタンスを作る

無料利用枠の分でOKです。
私が使ったのは下のインスタンスです。

Amazon Linux AMI 2016.03.3 (HVM), SSD Volume Type - ami-374db956

lambdaのベースはご存知の通り、Amazon Linux です。 EC2上で環境をセットアップして必要なファイルを収集します。

2.  必要なライブラリをインストールする

MSSQLには、つまるところODBCで接続します。
linuxでODBCを利用するために1.で作成したインスタンスに以下のライブラリをインストールします。

  • unixODBC
  • unixODBC-devel
  • freetds
  • freetds-devel
  • pymssql

利用したいpymssqlがfreetdsに依存しています。
freetdsはunixODBCに依存してるので、これらが必要になります。

以下の要領でインストールします。

$> sudo yum install unixODBC, unixODBC-devel, freetds, freetds-devel
$> pip install pymssql

3. pymssql で接続を確認する

インストールが済んだので、一旦接続を確認します。
コンソールで確認する場合の例を示します。

$> python
$> import pymssql
$> server = "hostname of SQL Server(RDS)"
$> user = "your username"
$> password = "your password"
$> dbname = "your dbname"
$> connection = pymssql.connect(server, user, password, dbname)
$> cursor = cunnection.cursor()
$> cursor.execute("select @@VERSION")
$> cursor.fetchone()

接続したRDSのバージョンが表示されればOKです。

必要なファイルを抽出する

lambdaにアップロードするファイルを抽出します。

ディレクトリ 1
/usr/local/lib64/python2.7/site-packages
ファイル
_mssql.so pymssql-2.1.3.egg-info pymssql.so
pymssqlをビルドしたときにできるファイル群です。

ディレクトリ 2
/usr/lib64
ファイル 2
libsybdb.so.5.0.0
[重要] libsybdb.so.5.0.0は、libsybdb.so.5 にリネームします。

これらのファイルとlambdaファンクションをzipに固めて、lambdaにアップすればOKです。

#mac os(Sierra)のpymssql インストール(ローカル環境の構築)

brew install homebrew/versions/freetds091
pip install pymssql

ローカルの環境変数をwrapしてくれるので、pytestの時に重宝する。
pytest-env

これで、lambdaからMS SQLServerインスタンスへの接続も怖く無いですねw

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