RailsチュートリアルでGitのcodespacesを使用して学習していましたが、ローカルに環境構築して使ってみたくなったのでやってみました。
ruby -vで最新バージョンが表示されず、1日エラーにハマったのがいい思い出です。
--パソコンスペック--
MacBook Air
M2チップ
8GB
macOS Sonoma
手順
① Command Line Toolsをインストール
② Homebrewをインストール
③ rbenvをインストール
④ Rubyをインストール
⑤ MySQLをインストール
⑥ Ruby on Railsをインストール
⑦ Bundlerをインストール
⑧ yarnをインストール
⑨ webpackerをインストール
⑩ Node.jsをインストール
1つのフレームワークを使うために、こんなにたくさんのインストールが必要・・・
何かをインストールすれば、その何かを管理する何かが必要で・・・という感じで付属物が多い。
環境構築の方法は以下のサイトに沿って行なっています。
説明もありわかりやすい。
Command Line Toolsをインストール
ターミナルを開いて下のコマンドを入力
xcode-select install
手順に沿ってインストールを完了させる。
xcode-select -v
versionの数字が表示されれば成功。
Homebrewをインストール
こちらの記事で書いたので割愛。
brew -v
versionの数字が出力されれば完了。
rbenvをインストール
rbenvはRubyの複数バージョンを管理するツール。
詳しくは、こちらがわかりやすい。
brew install rbenv
installing rbenvが表示されれば完了。
PATHを通す作業が必要。
(自分のシェルがzshの場合。bashは最後のところが変わるので注意。自分のシェルを知るにはターミナルでecho $SHELL)
echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.zshrc
上記2つのパスをそれぞれ実行したら変更を反映。
source ~/.zshrc
Rubyをインストール
インストール可能なバージョンを確認する。
rbenv install --list
新しい順に3つくらい出てくる。全部のバージョンが見たければ
rbenv install --list-all
私は3.3.3が最新だったので選択。(この後の行程でうまくいかず、他バージョンに変更した)
rbenv install 3.3.3
バージョンを指定してインストール。
installed ruby -3.3.3 〜〜〜〜が出力されれば完了。
rbenv versions
インストール済みのバージョンを確認する。
*マークが現在適用しているバージョンで、macはデフォルトで入っているRubyがあるため、それが選択されているので変更する。
rbenv global 3.3.3
rbenv rehash
(rehashはshimsディレクトリに変更を反映させ、rbenvが適切なバージョン管理を行えるようにする)
もう一度rbenv versionsを実行して使用したいバージョンの左側に*がついているか確認。
Ruby -v
使用したいバージョンが表示されれば完了。
私は*は適切なのに、Ruby -vすると古いバージョンが表示され、かなりエラー解消に苦労した。
結果、3.3.3をやめて古いバージョン(2.7.5)でインストールし直したら上手くいった。
エラー解消のため、参考にした記事。
.ruby-versionに気づいたこの方すごい・・・!
ほとんど多くの記事などでパスが正しくないと書かれていたので、まずはwhich rubyを実行して/usr/bin/となっていたらパスを通す手順をやるのが良さそう。
MySQLをインストール
Macにデフォルトで入っているSQLiteを使用する場合はスキップ可。
brew install mysql@バージョン
現在は8.0.37が最新?
インストールできたらパスを通す作業をする。
echo 'export PATH="/usr/local/opt/mysql@5.7/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
完了。
Ruby on Railsをインストール
gem install rails -v 'バージョンを指定'
インストールできたら下記実行。
rbenv rehash
rails -vでバージョンが表示されれば完了。
Bundlerをインストール
BundlerはGemのバージョン管理をする。Rubyのrbenvと同じような役割?
gem install bundler
bundle -vしてバージョンが出れば完了。
yarn,webpacker,Node.jsをインストール
以下順に実行。
brew install yarn
rails webpacker:install
brew install nodebrew
nodebrew -vでバージョンが出たらセットアップをする。
nodebrew setup
Node.jsをインストール
nodebrew install-binary stable
nodebrew -vでバージョンを確認。使用するバージョンを以下コマンドで指定する。
nodebrew use vバージョンの数字
PATHを通せば完了。
echo 'export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
まとめ
Rubyの最新バージョンを指定できなくてとても苦労しました。
途中何度もPATHを通して、vimのお片付けして、globalとlocalを変更して、permissionの確認して・・・
結局バージョンを変更することで上手くいきました。
それ以外は大きなトラブルなく、手順通りで成功したので一安心。
大変だったと思って書いたけどスタックしたのは一部で、あとは手順の書き写しみたいになってしまったなあ。