皆さんこんにちは!
医療業界から IT にチャレンジして2年目のharuです。
本日は、Microsoft SQL Server Management Studio(以下、SSMS と呼びます) をインストールして、
クライアント接続のためのセットアップを行っていきます。
クライアントPC側にインストーラーをダウンロード
公式ページから日本語を選択してダウンロード
SSMS のインストーラーを実行
1.場所を指定して、インストールを実行
インストールが完了しました
サーバー側 SSMS の設定変更
クライアント接続を行う際には、サーバー側とクライアント側で接続許可などの設定を行う必要があります。
認証方法の変更
1.「Windowsマーク」→ 「Microsoft SQL Server Management Studio」を起動
2.認証方法を「Windows 認証」を選択し「接続」をクリック。
3.オブジェクトエクスプローラーの最上部のデータベース名を右クリックし、「プロパティ」を選択。
4.サーバーのプロパティの「セキュリティ」を選択し、サーバーの認証モードを「SQL Server 認証モードと Windows 認証モード(S)」に変更。
接続許可
1.サーバーのプロパティの「接続」を選択
2.リモートサーバー接続の「このサーバーへのリモート接続を許可する(A)」にチェックが入っていることを確認し、OK をクリック。
3.OK をクリック
ユーザー作成
1.オブジェクトエクスプローラーの「セキュリティ」→ 「ログイン」→ 「新しいログイン(N)...」を選択
2.「SQL Server認証」を選択し、任意のログイン名とパスワードを入力して OK をクリック
各権限を付与
1.オブジェクトエクスプローラーに先ほど作成したユーザーを右クリックしプロパティを選択
2.「サーバーロール」で必要な権限を付与し OK をクリック
サーバー側 SQLServer の設定変更
TCP/IP を有効にする
1.「Windowsマーク」 → 「SQL Server 2019 構成マネージャー」を起動
2.「SQL Server ネットワークの構成」→ 「MSSQLSERVER のプロトコル」から TCP/IP をダブルクリック
3.プロパティのプロトコルタブで以下の設定にする
・「すべて受信待ち」を「はい」
・「有効」を「はい」
・「IPアドレスタブ」を選択し、「IPALL」の「TCPポート」を「1433」に設定。
SQL Server の再起動
1.「Windowsマーク」→ 「サービス」を起動
2.SQL Server を再起動
サーバー側 SQL Server Browser の設定
1.「サービス」→「SQL Server Browserのプロパティ」→「スタートアップの種類:自動」に変更し、「OK」をクリック
2.SQL ServerBrowser のサービスを開始します
サーバー側の Windows Firewall の設定
1.「Windowsマーク」→「セキュリティが強化された...」を起動
2.「受信の規則」→「新しい規則」を選択し以下2つの設定を行う
設定1
・規則の種類=ポート
・プロトコル及びポートで TCP を選択。次にローカルポートを選択し「1433」 を入力
・操作:接続を許可する(A)
・プロファイル:ドメイン、プライベート、パブリック
・名前:SQLServer の通信設定
設定2
・規則の種類=ポート
・プロトコル及びポートで UDP を選択。次にローカルポートを選択し、「1434」を入力
・操作:接続を許可する(A)
・プロファイル:ドメイン、プライベート、パブリック
・名前:SQL ServerBrowser の通信設定
サーバー側の SSMS で接続試験
1.以下を入力して接続試験
・サーバー名 : IPアドレス
・認証 : SQL Server認証
・ログインユーザー : 作成したユーザー
接続ができました。
ここまでくれば、クライアント側の SSMS からも接続ができるはずです。
もし失敗した場合は、上述した設定を見直してみてください。
以上です!