こんにちは!haruです。
今回は SQL Server の Always On 構成を構築するための必須要素である Active Directory をセットアップしていきます。
Active Directory とは
「Windowsに付いている、ネットワークにつながっているパソコンとかをまとめて管理するための仕組み」とのことです。
参考はこちら
あるサーバーのディレクトリを共有ディスクとして使用する場合は、このような仕組みが必要なんですね。
検証環境
今回の検証は以下の構成で作成していきます。
- NODE1
- NODE2
- Active Directory サーバー
Active Directory の構築 ※ADサーバーで実行
1.「サーバーマネージャー」を起動し、「役割と機能の追加」を選択
3.「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択して次へ
5.「Active Directory ドメインサービス」のチェックボックスを選択
9.「必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動する」を選択して、出てきたポップアップは「はい」を選択
Active Directory のセットアップ ※AD サーバーで実行
1.「サーバーマネージャー」の旗マークをクリックして、「このサーバーをドメインコントローラーに昇格する」をクリック
2.「新しいフォレストを追加する」を選択して、「ルートドメイン名」に任意の名称を入力して次へ
3.「ドメインコントローラーオプション」でパスワードを入力して次へ
自動で再起動します。
これでActive Directory のインストールが終了しました。
ドメインに参加 ※NODE1とNODE2サーバーで実行
1.ネットワークのプロパティを選択し、「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」をクリック
2.DNSサーバーの「優先DNSサーバー」の欄にADサーバーのIPアドレスを入力してOKをクリック
3.システムのプロパティを開き、設定済みのドメインを入力してOKをクリック
4.WindowsOSのユーザー名パスワードを入力してOKをクリック
5.「Active Directory ユーザーとコンピュータ」を起動します ※ADサーバーで実行
6.「ドメイン名」→「Builtin」→「Computers」を選択し認識されているコンピュータを確認 ※ADサーバーで実行
認識したみたいですね。
これで設定完了です!
以上です!