初めに
Excel講習の講師を担当している@harris1992です。
オブジェクティブグループ(以下、OBG)で毎月行われている講習会の様子をお届けする記事となります。
今回はVBAの学習内容の一部をご紹介いたします。
Excel講習とは?
OBGで毎月第2土曜日11:00~19:00に実施している講習会となります。
基本的にオンライン開催となりますが、3ヶ月に1回OBG本社にてオフラインでの開催も行っております。
PC初心者からある程度触ったことがある方まで様々な方が受講されるので、Excelの画面の見方や簡単な操作方法から業務で使用するような関数、VBAの学習まで受講者の学習状況に合わせて幅広い範囲の学習を行っております。
また、Excel講習の他にもフロントエンド講習、SQL講習も開催されており、受講者が受講したい講習を選択して参加できる形となっております。
VBA講習
今回は3名の方に御参加いただきました。
2名の方は前回の講習から引き続きExcel講習を受講していただいたので、VBAの設定から基礎的な部分の学習を行うこととなりました。
また、もう1名の方は継続して参加していただいている方なので、自分で取り組んでいる課題を行っていただき、進捗状況の確認やアドバイスを適宜行う形で取り組んでいただきました。
変数
2名の方はVBAを初めて触れるとの事だったので、変数についてから説明を行いました。
データ型については、Long型、String型、Variant型について主に説明を行い、その他のデータ型については一覧で説明を行いました。
※Long型:整数を扱うときに設定するデータ型
String型:文字列を扱うときに設定するデータ型
Variant型:値に縛られずに代入可能とするデータ型
'変数宣言
Dim 変数名 as データ型
'変数への値の代入
変数名 = 代入したい値
For文、IF文
VBAのプログラムを作成する中で必須となってくる繰り返し処理(For文)と分岐処理(IF文)の説明も行いました。
※For文:任意の回数繰り返し処理をする際に利用するもの
IF文:条件の真偽(あてはまっているか、あてはまっていないか)によって処理を分岐する際に利用するもの
'繰り返し処理
For 繰り返し変数 = 初期値 to 終了値
処理
Next
'分岐処理
IF 条件式 Then
処理
else
処理
End If
VBAのプログラムでは、繰り返し処理と分岐処理を非常に多く使用することになるので、ステップインで1行ずつ処理の流れを見せながら理解を深めていただいております。
練習問題
最後に講習内で学習した内容を基に自分で簡単な処理のプログラムを作成する問題を実施しております。
実際に自分でプログラムを作ることでどういう処理でプログラムを組めばいいのか練習していただいております。
おわりに
Excelは現場で使用する機会が多いので、この機能はどうやってやれるかなと気になる事があったら是非学習してみてください。