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【独自ショートカットキー作成に!】装飾キーの由来や用法まとめ!

Last updated at Posted at 2018-04-08

こんにちは、のま(@haribooooom)です!
今回は、ショートカットキーに使われる装飾キーの由来や用法についてまとめていきたいと思います。

何気なく使っているショートカットキー に使われる装飾キーについて知ることで、独自のショートカットキーを作成する際のヒントにしていただければ嬉しいです。

なお、今回使用するのはMacなため、Windowsユーザーの方に対応できていない部分もありますのでご了承ください。

ショートカットキーとは

ショートカットキー は"⌃","⇧","⌥" ,"⌘","fn"のような装飾キーと文字(a,b,c...)を組み合わせ、キーを一緒に押すことで、入力される文字や機能などを一時的に変更するためのものです。

装飾キーは基本的に単独で押しても機能せず、その他の装飾キーや文字と組み合わせて使うことで機能します。

ショートカットキー を使うことのメリット

作業スピードを格段に早めることができます。

例えば、ある文章をコピぺしたい時、わざわざコンテキストメニュー(2本指で軽くタッチパッドをタップすると出てくるもの)を出すのは面倒ですよね。

そんな時、"⌘+C(コピー)","⌘+V(ペースト)"なら素早くコピペをすることができます。
同様なことが様々なキーで行えます。

ショートカットキー の独自設定の方法

ショートカットキーは初めから設定されているものもありますが、独自で設定することもできます。

設定の仕方は

システム環境設定→キーボード→ショートカット

からでき、一番下にあるアプリケーションのページの"+"を押すと追加画面が出てくるのでメニュータイトルとキーボードショートカットを入力してください。

スクリーンショット 2018-04-07 20.35.03.png
メニュータイトルの下にあるように、追加するメニューコマンドの名前は正確に入力しましょう。

注意事項

  • 正確に入力したはずなのにできていない…という場合はもしかしたら(半角)空欄がある可能性や、他のショートカットキーと被っている可能性があります。
  • 文字キーは1つしか登録できません。文字キー(1つ(例外あり))+装飾キー(最高3つ)です。
  • 登録する際は、機能の頭文字をつけるなど、わかりやすいものをつけましょう。 (例えばコピーの機能のショートカットキーを作りたい場合、copyの"c"+装飾キーにする。)

装飾キーまとめ

"⌃"(control):コントロールキー

コントロールキー(以下、⌃)は左側のシフトキーの上にあります。他のキーと一緒に押すことで、様々なコマンドを送信できます。

覚え方

帽子(⌃)を被ってるおじさんがコントロール(制御)してくるイメージ。無理やりですね。

由来

テレタイプ端末、及び初期のコンピュータキーボードでは、コントロールキーを押しながら他のキーを押すと、生成されるASCIIの下位5ビット以外がゼロとなった。これによりユーザーはASCIIの非表示文字である最初の32文字 (0x00 - 0x1f) を生成、入力できる。これら非表示文字は制御文字と呼ばれ、キーボードから入力することで復帰 (CR)、改行 (LF)、改頁 (FF)、端末ベル (BEL) 等の動作を行わせる制御信号をコンピュータに送る。すなわち、コントロールキーとは制御文字を生成するための修飾キーである。(Wikipediaより)

(…よく分からない。)

自身で設定する時

私は、なるべく制御する指示をしたい時に使いますね。だいたいそうなんですが。正直余った時に割り当てちゃいます。(よくない気がする)

よく使われるショートカットキー

組み合わせ 機能
⌃+↑ Mission Control
⌃+↓ アプリケーションウィンドウ
⌃+→or← 右(左)の操作スペースへ移動

"⇧"(shift):シフトキー

シフトキー(以下、⇧)は下から二段目の左右に1つずつあり、他の文字キーと一緒に押すことで、入力される文字を切り替える(シフトする)ことができます。通常はアルファベットの大文字や、一部の記号文字の入力に使用します。

覚え方

上にシフト⇧する

由来

「シフト」という表現は英文タイプライターの構造が由来である。当初は刻印用の文字盤が水平に置かれて、下からの打鍵圧力により打刻される(アップストライク方式)構造だったが、その文字盤をシフトキーで「シフト(shift,ずらす)」という構造になっていた。のちにタイプライターは文字盤を手前側に置かれ、前からの打鍵圧力によって打刻される(フロントストライク方式)構造へと移り変わった。その文字盤は「ずらす」のではなく「リフト(lift,持ち上げる)」されるが、呼称は変わることなく「シフト」と呼ばれ続けた。Wikipediaより

自身で設定する時

  • 文字キー+⇧のみでは登録できず、文字キー+⇧+その他装飾キー(最高2個)で登録できます。
  • Fキー+⇧なら登録可能です。

文字キー+⇧が登録できない理由は、文字が大文字になる仕様だからだと考えます。
(Fキーは単独で押しても機能しませんし。)

私が設定する際は、シフトするという言葉のように、移動する機能があれば使うようにしています。

よく使われるショートカットキー

組み合わせ 機能
⇧+↑ or → or ↓ or ← 1行分、1文字分範囲を選択する
⇧+↑ or → or ↓ or ←+⌘ 範囲を端まで選択する

"⌥"(option):オプションキー or "alt":オルトキー

オプションキー(以下、⌥)は左の⌘の左側にあります。また、代替キー入力ができます。

覚え方

下の図のようにスイッチの切り替えをイメージすると覚えやすいかと思います。

由来

alt
(What is the origin of the Mac's "option key" symbol (⌥)?より)

スイッチを切り替えて、通常の動作を別のものに切り替える。
alt(変化する:alter)という意味もこれならわかりますね。

自身で設定する時

文字キー+⌥のみでも登録可能です。しかし、⌥のみだと、代替キーが打ち出されてしまう可能性があるのでなるべく文字キー+⌥+装飾キー(1つor2つ)で登録しましょう。

よく使われるショートカットキー

組み合わせ 機能
⌥+→ or ← 挿入ポイントを前の単語の先頭(末尾)に移動。
⌥+⌃+⌘+電源ボタン すべての App を終了し、Mac をシステム終了

代替キー

代替キーでは、キートップに書かれていない特殊文字を打ち出すことができます

(オプションキーのみ)
alt
(オプションキー+シフトキー)
alt

"⌘"(command):コマンドキー

スペースキーの左右に配置され、他のキーと一緒に押し下げることで、さまざまなコマンドを送信できます。
私の印象だと、この⌘は他の装飾キーよりもショートカットキーに当てられているように感じます。

覚え方

コマンドキー(⌘)はキーボードにあるのでわかりやすい!

由来

初代Mac開発メンバーであったスーザン・ケアが、北欧の史跡などを示す交通標識に使われる⌘マークを記号辞典で見つけ、採用したといわれている。開発段階ではアップルマークが使われていたが、コマンドキー表示としてアップルマークが連なるメニューを見たスティーブ・ジョブズが自社ロゴを濫用していると感じ、別のマークにするよう指示した。(Wikipediaより

自身で設定する時

基本的な登録の仕方(機能の頭文字のローマ字をあてるなど)を守れば大体登録できます。
しかし、デフォルトで登録されているものが多く、被ってしまう可能性があるので注意が必要です。
そうならないためにも、基本的なショートカットキーは覚えておきましょう。

よく使われるショートカットキー

組み合わせ 機能
⌘+X 切り取り
⌘+C コピー
⌘+V ペースト
⌘+Z 前に戻る

"fn":エフエヌキー,"F":ファンクションキー

fn(エフエヌキー)は右のコマンドキーの右側にあり、キーボード上段にあるFキー(ファンクションキー)と一緒に使うのが一般的です。

fnキーはファンクションキーの略ですが、上段にあるFキーと混同してしまうためエフエヌキーと読みます。
Fキーには、太陽のようなマークやスピーカーのマークが描いてあり、fnキーと組み合わせて使う際にわかりやすいですね。

ファンクションキーは、使用しているアプリによって独自の機能が割り付けられているものもあり、アプリによっては同じキーを押しても違う操作が実行される場合もあります。

覚え方

エフエヌキーもFキーも"fn""F◯(数字)"と書いてあるのでわかると思います。

由来?

ファンクションとはもともと、機能、作用、働きといった意味を持つ英語なので、そのままだと思います。

自身で設定する時

エフエヌキーは自身では設定できません。(できる場合は教えていただけると幸いです…!)

よく使われるショートカットキー

組み合わせ 機能
fn+F2 画面を明るくする
fn+F10 無音
fn+fn 音声入力

とりあえず色々試してみよう!

ショートカットキーを押す順番?

ショートカットキーで、3つ以上のキーを押さなければならない時は、しっかり同時に押すか、あるいは他のショートカットキー に影響のないように順番に押す。

例)
Webページで
⌘+A→全選択
⇧+⌘+A→スクリーンショット(独自設定)
という条件でスクリーンショットをしたい時

同時に3つのキーを押すか、⇧+Aを押してから⌘を押すと誤まって全選択をすることなくスクリーンショットを撮ることができます。これは、⌘Aを先に押してしまうと全選択をされてしまうからです。

名称だけで機能がよく分からない時

名称だけで、機能がよく分からないものがいくつかありますよね。
そのような時は、YouTubeなどでショートカットキーの説明をしている動画もあるのでそれらをみて使い方を理解しましょう。

さいごに

以上で私のショートカットキーの由来用法まとめを終わります。

独自でショートカットキー を設定する際の参考にしていただければ幸いです。

また、プログラミング勉強中で初心者の勉強についてなどをつぶやいているので、よろしければこちらもフォローしていただけると嬉しいです!(のま(のざきまどか)@haribooooom

それでは!

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