はじめに
あくまで個人の見解です。所属している組織、従事している業務とは無関係です。
IT人材の多能工化と言われて久しいですが、組織に所属するとどうしても視野が狭くなるので
この件に関して少し調べて現在の動向、この先を考えたいと思います。
いつぐらいから多能工が必要と言われているのか?
おそらくなんですが、IT業界だけでなく製造業や建設業も含めて多能工化が提唱されています。
多能工の対義語として「単能工」がありますが、みなさん初めから「多能工」はムリですよね?
軽く調べましたが、明確にいつからというのはないですが、2000年以降から言われているんではないでしょうか。
「少子高齢化」が背景にあるようです。
IT業界は歴史の浅い業界ですが、例外ではないですが、「少子高齢化」に加えて、
DXが提唱され、アジャイル型開発へのシフトも大きな背景にあると思います。
どの程度の技術スタックを指しているのか?
検索すると色々出てくる。カテゴリも様々な感じ。
ツール名や環境名を列挙している企業もありこの辺はカオス状態・・・
自分で保有スキルを整理して図にできればいいのかな?
どうすれば多能工になれる(と呼ばれるのか)?
これは経験でしかないと思う。
当初は誰でも「単能工」だと思うし、手品師と同じでレパートリーを増やして引き出しがある程度多くなると
応用が効いてきて未経験分野でもある程度知識習得に時間がかからなくなる。
私も最初「オブジェクト指向」が理解できなくて「オブ脳」なる書籍等を読んである時ブレイクスルーが来た経験があります。
資格からのアプローチ
これがわかりやすいのではないでしょうか?
国家資格やベンダ資格がありますが、多能工の証として実務+資格が定石ではないでしょうか?
国家資格はベース技術でベンダニュートラルなので屋台骨
ベンダ資格は自身の業務経験を証明する部分として補ってくれる部分(対外的なアピール)。
そして頂点として「技術士」があり、自身の経験等を通じてコンサルティングできるスキルではないでしょうか?
あとはプライベートでやるQuita執筆やGithubですかね?
これくらいのものをこうやってどれくらいで作れたかなんてのも多能工で生産性がある程度ないと、
多能工のメリット薄いですよね。
多能工化のメリット/デメリット
これ重要ですよね。色々あると思いますが、自分が感じたことを中心に書きます。
メリット:仕事が途切れない
常に何かやらないとという衝動にかられます。改善点は沢山ありますしね
デメリット:知識がごっちゃになる場合がある(キーワードが混ざる、自分で造語を作ってしまう)
本来は行程毎に集中して考えればいいことが常に開発~運用に関わるため知識、キーワードが混ざってしまいます。
この辺は自分の知識をちゃんと棚卸しして文書にまとめる(技術士試験対策にもなる)ことが重要ですね。
まとめ
全然まとまりませんが、機会あれば多能工についてもう少し具体的に自分に置き換えて整理してみたい!