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リモート輪読会のすゝめ

Last updated at Posted at 2020-03-19

はじめに

こんにちは、株式会社プラハ エンジニアの @harhogefoo です。

今回は弊社の勉強会の一環としてリモート輪読会 を開催し、
約3ヶ月が経過したので、そのやり方と効果について紹介したいと思います!

リモート輪読会とは?

リモート輪読会とは、文字通り リモートで輪読会をすること です。

輪読会のやり方は多々ありますが、
弊社では

1. 読みたい書籍を1冊決める
2. 毎週その本を1章ずつ読む
3. 読んだ章の感想や考察をSlackのリモート輪読会用チャンネルに投稿する

こんなやり方で進めています。

image.png

なぜリモート輪読会なのか?

弊社は週に1日木曜日のみ対面で集まる、月額定額の受託開発と自社サービス開発をするスタートアップです。
木曜日以外は、基本リモートで働いています。

こういう会社なので、リモートでできるものはなるべくリモートでやりたいという思想が常にあり、
そこで考案した勉強会が リモート輪読会 でした。


(宣伝です)
弊社のHPはこちら!
https://www.praha-inc.com/

ものづくりが大好きなITエンジニアに特化したプロダクト起点のSNS「PRANET」も宣伝!
https://www.lp.pranet.tech/


リモート輪読会を実際にやってみて

初回に選択した書籍は、「レガシーコードからの脱却」です。

image.png
https://www.oreilly.co.jp/books/9784873118864/

社内のあるエンジニア Y氏 がこう言いました。

Y氏 「レガシーコードからの脱却を読了したけれど、個人で適用できるプラクティスよりも、チームで適用できるプラクティスの方が多いと感じたので、ぜひ社内のエンジニア全員に読んで欲しいです。輪読会、やりませんか??」

ワイ 「やりたいですね!輪読会、どう進めるのがいいですかね :thinking:

Y氏 「じゃあ、後はお願いします!」

ワイ 「(丸投げやん...:thinking:)」

ここからリモート輪読会は始まっています。

リモート輪読会の良い点

  • 時間に縛られない
  • 好きな時間に読み進められる
  • 毎週読む章が決まっているので、継続的に本を読み続けられる
  • 難しい技術書でも読み続けられる
    • 積読ならない
  • 1章をじっくり読んでSlack上で意見交換ができるので、理解が深まる
    • なんとなく読んだ にならない
  • 他者の意見から、他者の読み手の観点を知ることができる
    • (なるほど、こういう観点を気にしながら読んでいるのか!次からこの観点を気にしながら読んでみよう)等

リモート輪読会の難点

  • (リモート輪読会のルール決め次第ですが) 読み切るのに時間がかかる

リモート輪読会で得られたもの

  • ページ数の多い書籍を読み切れる
  • 本を読む習慣がつく
  • 意見、感想を投稿することで 自分や社内に適用できないか? を考える週間が身につく

輪読会を踏まえて起こった社内の変化

リモート輪読会に限らず輪読会で起こる変化だと思いますが、参考までに記載しておきます。
また、今回選定した書籍「レガシーコードからの脱却」の内容に寄っています。

  • 社内で毎週木曜日に1時間のペアプログラミングを始めた
    • ペアプログラミングの具体的なやり方はレガシーコードからの脱却に書いてあります
  • 小さく作る(Issueに対する見積もりが3時間以内になるように分割して作る)
  • ブランチ戦略の改善(全ての機能実装をdevelopmentブランチにマージする)

既に行っていること

  • テスト駆動開発
  • ユニットテストを書く
  • リファクタリング期間を設ける

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

フルリモートな組織や、読むモチベーションが中々上がらない書籍を読みたい場合に
リモート輪読会を試してみてはいかがでしょうか?

参考までに私個人のNoteに投稿した感想をまとめていますので読んでみて下さい。
https://note.com/harhogefoo/n/n89223e0a9872

Happy Coding!

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