はじめに
こんにちは、株式会社プラハ エンジニアの @harhogefoo です。
今回は弊社の勉強会の一環としてリモート輪読会 を開催し、
約3ヶ月が経過したので、そのやり方と効果について紹介したいと思います!
リモート輪読会とは?
リモート輪読会とは、文字通り リモートで輪読会をすること です。
輪読会のやり方は多々ありますが、
弊社では
1. 読みたい書籍を1冊決める
2. 毎週その本を1章ずつ読む
3. 読んだ章の感想や考察をSlackのリモート輪読会用チャンネルに投稿する
こんなやり方で進めています。
なぜリモート輪読会なのか?
弊社は週に1日木曜日のみ対面で集まる、月額定額の受託開発と自社サービス開発をするスタートアップです。
木曜日以外は、基本リモートで働いています。
こういう会社なので、リモートでできるものはなるべくリモートでやりたいという思想が常にあり、
そこで考案した勉強会が リモート輪読会 でした。
(宣伝です)
弊社のHPはこちら!
https://www.praha-inc.com/
ものづくりが大好きなITエンジニアに特化したプロダクト起点のSNS「PRANET」も宣伝!
https://www.lp.pranet.tech/
リモート輪読会を実際にやってみて
初回に選択した書籍は、「レガシーコードからの脱却」です。
https://www.oreilly.co.jp/books/9784873118864/
社内のあるエンジニア Y氏 がこう言いました。
Y氏 「レガシーコードからの脱却を読了したけれど、個人で適用できるプラクティスよりも、チームで適用できるプラクティスの方が多いと感じたので、ぜひ社内のエンジニア全員に読んで欲しいです。輪読会、やりませんか??」
ワイ 「やりたいですね!輪読会、どう進めるのがいいですかね 」
Y氏 「じゃあ、後はお願いします!」
ワイ 「(丸投げやん...)」
ここからリモート輪読会は始まっています。
リモート輪読会の良い点
- 時間に縛られない
- 好きな時間に読み進められる
- 毎週読む章が決まっているので、継続的に本を読み続けられる
- 難しい技術書でも読み続けられる
- 積読ならない
- 1章をじっくり読んでSlack上で意見交換ができるので、理解が深まる
- なんとなく読んだ にならない
- 他者の意見から、他者の読み手の観点を知ることができる
- (なるほど、こういう観点を気にしながら読んでいるのか!次からこの観点を気にしながら読んでみよう)等
リモート輪読会の難点
- (リモート輪読会のルール決め次第ですが) 読み切るのに時間がかかる
リモート輪読会で得られたもの
- ページ数の多い書籍を読み切れる
- 本を読む習慣がつく
- 意見、感想を投稿することで 自分や社内に適用できないか? を考える週間が身につく
輪読会を踏まえて起こった社内の変化
リモート輪読会に限らず輪読会で起こる変化だと思いますが、参考までに記載しておきます。
また、今回選定した書籍「レガシーコードからの脱却」の内容に寄っています。
- 社内で毎週木曜日に1時間のペアプログラミングを始めた
- ペアプログラミングの具体的なやり方はレガシーコードからの脱却に書いてあります
- 小さく作る(Issueに対する見積もりが3時間以内になるように分割して作る)
- ブランチ戦略の改善(全ての機能実装をdevelopmentブランチにマージする)
既に行っていること
- テスト駆動開発
- ユニットテストを書く
- リファクタリング期間を設ける
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
フルリモートな組織や、読むモチベーションが中々上がらない書籍を読みたい場合に
リモート輪読会を試してみてはいかがでしょうか?
参考までに私個人のNoteに投稿した感想をまとめていますので読んでみて下さい。
https://note.com/harhogefoo/n/n89223e0a9872
Happy Coding!