概要
色々あってPython/Djangoを使ってWebアプリを作ることになりそうなので、
環境構築等の自分用備忘録。
開発環境
OS : Windows 11
Python : 3.10.7
Django : 4.1.1
ブラウザ : Google Chrome 105.0.5195.127
Djangoセットアップ
Pythonをインストールしていない場合
予めPythonをインストールしてください。
インストーラーはこちらのDownloadsから
Python (バージョン)のボタンをクリックしてダウンロードしてください。
以下のチェックを付けてInstall Nowをクリックします。
- Install launcher for all users(recommended)
- Add Python 3.10 to PATH
Disable path length limitをクリックすると
以下のウィンドウのようにSetup was successfulが表示され、
Pythonのセットアップが完了します。
Pythonがインストールされているか、確認します。
PowerShellを起動して、次のコマンドを実行します。
py
実行結果でインストールしたバージョンが以下のように表示されていれば
インストール完了です。
Djangoインストール
Django公式ドキュメントで
インストール手順を確認できますが、
こちらにも説明を書いておきます。
オフィシャルリリースをインストールするの
リンク先の説明の通りに実行します。
py -m pip install Django
どのバージョンをインストールできているかは以下のコマンドで確認できます。
py -m django --version
実装
プロジェクト作成
コードを保管するディレクトリで以下のコマンドを実行します。
django-admin startproject (プロジェクト名)
プロジェクト名をsampleとした場合、
sampleフォルダが作成されています。
実行時にエラーとなった場合、以下のコマンドを実行します。
py -m django startproject (プロジェクト名)
作成されたフォルダ内の構成は以下のようになっています。
sample/
manage.py
sample/
__init__.py
settings.py
urls.py
asgi.py
wsgi.py
開発用サーバー起動確認
サーバー起動時にはsampleフォルダ内、
manage.pyが配置されているフォルダで
以下のコマンドを管理者権限で実行します。
管理者権限でない場合、サーバーが起動しない場合があります。
この後もDjangoのドキュメントに沿って実装していきますが、
コマンド実行は管理者権限で実行してください。
py manage.py runserver
起動に成功した場合、
http://127.0.0.1:8000
にブラウザでアクセスすると以下のように表示されます。
アプリケーションのスケルトン作成
Djangoのドキュメントその1に沿って
以下のコマンドでアプリケーションのスケルトンを作成します。
py manage.py startapp polls
上記のドキュメントに沿ってそのまま実装、
http://127.0.0.1:8000/polls
にブラウザでアクセスすると以下のように表示されます。
スケルトンができて、Hello Worldはできました。
DBテーブルのmigrate
Djangoのドキュメントその2を基に
モデルクラスを作成、migrateしてデータ追加した結果を
以下のように管理画面から確認できます。
実装してみる
Djangoのドキュメントその3とDjangoのドキュメントその4を基に
実装してみました。
以下、一覧画面と詳細画面です。
ドキュメント通りに実装すると簡素ですが、動かせてはいます。
最後に
学習コストはどれくらいだろうと少し身構えていましたが、
チュートリアルの1~4までで半日程度だったかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。