概要
VSCodeを用いた"STM32 Nucleo Board STM32F446RE"のデバッグ環境(ブレイクポイントなど)の構築方法を紹介します。
PCはWin11(おそらく他のOSでも可)です。
準備
開発環境の構築
以下の記事を参考にVSCodeでの開発環境を構築してください。
https://qiita.com/harashi10969/items/996c183a9993dd1a44fe
ST-LINKのアップグレード
デバッグ機能を使用するにはST-LINKをアップグレードする必要があるようなので、ココからソフトウェアをダウンロードしてください。
Zipを解凍して、exeを起動すると以下のような画面が表示されるので、"Device Connect"をクリックした後に、"Yes >>>>"をクリックしてアップグレードしてください。
VSCodeでのデバッグ
プロジェクトを開いてF5を押せばデバッグ機能が動くと思います。
または"Build & Debug Microcontroller - ST-Link"を押してデバッグしてください。
まとめ
デバッグ機能に対しての知識はまだまだ浅いため、環境によっては動かない場合があるかもしれませんが、私の環境ではこれだけで簡単にデバッグ機能が利用できました。
この記事が誰かの参考になれば幸いです。
参考
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https://qiita.com/harashi10969/items/996c183a9993dd1a44fe
前回書いた環境構築の記事です。 -
https://community.st.com/
公式がコミュニティサイトを開設してくれています。 -
https://www.youtube.com/watch?v=DLmbNfUh62E
拡張機能についての公式のYouTube動画もあります。