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GitHub FlowでPull Requestベースな開発フローの進め方

Last updated at Posted at 2014-08-03

弊社、日本CAWでの開発フローはGitHub Flowをベースにしてpull requestを活用したスタイルを採用しています。

最近、有志のチームでサクっと行きたいラーメン屋さんを見つけることができるアプリ「めんこれ」というのを開発しているのですが、そろそろ開発フローを整備しようという話になったので、今まではクローズドでやってましたが、公開しちゃおうと思ったわけです。

普段はdevelopブランチをメインブランチにしているんですが、スピード感あるデプロイサイクルにするためにmasterブランチをメインにします。

実装者のフロー

GitHub Flowについてはこちらの日本語訳を参照のこと。
https://gist.github.com/Gab-km/3705015

GitHubのissueで開発タスクを管理していますので、開発対象のリポジトリで自分にAssignされているタスクを確認します。

スクリーンショット 2014-08-03 14.11.51.png

下記の#58のissueに着手する例を示します(GUIツールは対応する操作を)。

スクリーンショット 2014-08-03 14.21.10.png

ローカルマシンでmasterから作業ブランチを作成し、そのブランチ上で実装します。

# カレントブランチをmasterに移動
$ git checkout master

# リモートからmasterブランチを取得し最新にする
$ git pull origin master

# masterブランチから作業ブランチを派生する
$ git checkout -b issue-58

実装が終わったらブランチにソースコードをコミットします。作業中コミットが複数回発生しても問題ありません。

# 変更をindexに追加
$ git add -A

# 変更をコミット
# 必ずissue番号を含めて下さい(GitHub上で参照しやすくなるので)。
$ git commit -m "#58 広告設置  

作業ブランチをpushしてpull requestを作成します。

$ git push origin issue-58

New pull request

スクリーンショット 2014-08-03 14.29.13.png

自分がpushした作業ブランチを選択します。左がmasterブランチ、右が自分が作成したブランチになっていることを確認し、問題なければCreate pull requestします。

スクリーンショット 2014-08-03 14.32.42.png

特記事項などあれば、 下記画面で入力してCreate pull requestしたら完了です。

スクリーンショット 2014-08-03 14.34.44.png

WIP PRについて

実装の仕方や、コードの設計など、コードに紐づく議論をしやすくするために、WIP PR(Work In Progress Pull Request)という手法を使います。

参照
http://www.slideshare.net/asuenami/wip-pr

下記のように、pull request作成時に頭に[WIP]をいれてください。

スクリーンショット 2014-08-03 14.54.01.png

この名前がついたpull requestはマージされず、議論や確認のために参照されます。WIP PR作成者は議論や確認が済んだらClose pull requestしてください。

レビュワーについて

pull request画面で未消化のpull requestを確認します。

スクリーンショット 2014-08-03 15.03.29.png

基本はissue作成者が対象のpull requestをマージしますが、全てのメンバがpull requestをマージする権限を持つので、可能なものはマージお願いします。ただし自分のpull requestは必ず他メンバにマージしてもらってください。

またWIP PRの回答可能なものには回答をお願いします。

めんこれ渋谷

何気なく「あー今日ラーメン食べたいなー」ってときにサクッと行きたいラーメン屋をみつけられるアプリ「めんこれ渋谷」現在Android版のみ公開されてます!

Screenshot_2014-06-26-11-38-56.png

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