複数のバージョンのるりま(Ruby リファレンスマニュアル)がインストールされている場合、
refe の -d
オプションでデータベースを指定してバージョンを切り替える。
rbenv を使用している環境では、rbenv で選択した Ruby のるりまが見たいので、
rbenv で選択した Ruby バージョンのデータベースを自動で指定してくれる rbenv plugin を書いた。
インストールと使い方
$ git clone https://github.com/hara/rbenv-refe2.git ~/.rbenv/plugins/rbenv-refe2
$ rbenv refe Array#each
refe2 (bitclust) の 0.7.0 以降で確認した。
作り方
rbenv plugin の書き方は rbenv プロジェクトの Wiki にまとめられている。
rbenv にコマンドを追加する場合、決められた場所に実行可能ファイルを置くだけでよい。
例えば
$ rbenv mycommand
を追加したい場合、
$RBENV_ROOT/plugins/myplugin/bin/rbenv-mycommand
に置く。
コマンドからは rbenv-COMMAND
で他の rbenv コマンドを呼び出せるので、
今回は rbenv-version-name
で現在の Ruby バージョンを取得してデータベースのパスを構築し、
refe コマンドを呼び出している。