最近のるりま (Ruby Reference Manual) は GitHub で管理されていて、
bitclust コマンドで更新できるようになっているようなので入れてみる。
bitclust は refe2/bitclust-core/bitclust-dev の 3 つに gem 化されて rubygems.org に登録されている。
現在登録されているバージョン (0.7.0) は古い Subversion リポジトリからデータを取得するようなので、
GitHub から最新の bitclust を入れた。
$ git clone https://github.com/rurema/bitclust.git
$ cd bitclust
$ rake build
$ gem install pkg/bitclust-core-0.8.0.gem
$ gem install pkg/refe2-0.8.0.gem
rake build
には bundler が必要。
そのうち rubygems.org に 0.8.0 がリリースされるはずなので、そうしたら
$ gem install refe2
でよい。
bitclust をインストールしたら bitclust setup コマンドでデータベースを作成する。
$ bitclust setup
るりまのデータを rurema/doctree から取得するので、
git がインストールされている必要がある。
setup コマンドは、二度目以降は git pull
してくれるので、
るりまを更新したくなったら setup コマンドを実行すればよい。
デフォルトでは 1.8.7, 1.9.3, 2.0.0 のデータベースが作成されるが、
--versions=1.9.3,2.0.0
のようにバージョンを指定することも可能。
デフォルトのバージョン (./bitclust/config
に書いてある) のデータベースから検索するには
$ refe Array
とする。またはデータベースを指定して
$ refe -d ~/.bitclust/db-1.9.3 Array
のようにバージョンを指定して検索できる。