2024年6月20日、21日に幕張メッセにてAWS Summit Japan 2024が開催されました!
私は今回がSummit初参加だったのですが、色々準備や事前知識が足りていなかったと感じました。
そこで、AWS Summitに初参加した感想と、2025年に向けての戦略を書いていきます。来年初参加となる誰かのためになれば幸いです。
AWS Summit Japan 2024とは
公式HPには、「日本最大のAWSを学ぶイベント」とありました。
その名に違わず、数多くのインプットを得られるような空間が広がっていました。
2日間の振り返り
※あくまでざっくりとした感想がベースなので、セッション・ディスカッションの詳細な内容などは記載しておりません。
※戦略だけ見たい方は読み飛ばしてください!
Day1
- 8:30 入場
- 10:00~11:30 基調講演
- 11:30~12:30 AWS DeepRacer応援
- 13:00~17:00 AWS Jam参加
- 17:00~18:00 AWS Villageをぶらぶら
Day2
- 8:45 入場
- 10:00~12:00 AWS Villageをぶらぶら
- 12:00~13:00 AWS DeepRacer応援
- 13:00~17:00 AWS GameDay参加
Day1は基調講演でワーナー氏(Amazon.comの最高技術責任者)が登壇するとのことでした。その人気ぶりは凄まじく、入場前から長蛇の列が形成されていました。
私が会場に到着したのは8:15頃。会談の中腹より少し下くらいの場所に並ぶことができました。8:30開場との前情報でしたが、少し前倒しで8:20頃入場。
この時間に入場すると、基調講演の整理券で最前列を獲得することができました!
来年最前を狙う方は少し参考にしていただければと思います!
(この時間に入れば必ず最前列になるという保証はありません。)
基調講演聴講後は、社内の先輩が出走するAWS DeepRacerの応援へ。
※AWS DeepRacerは以下参照
結構多くの人が見ていたので、来年は自分も絶対に出ようと決意しました!
その後、13:00からAWS Jamに参加。
AWS Jamとは、4人1チームとなって様々なお題をクリアしていくようなワークショップです。
上位3チームが表彰と景品獲得のチャンスだったのですが、私のチームは惜しくも4位…!今でも悔しいです!
しかし、知識と刺激を得ることができ、参加してよかったと心から思います!
(参加者の皆さんはモザイクかけてあります、ありがとうございました!)
※Jamと、後述するGameDayについては別途記事を作成します。
AWS Jam終了後はAWS Villageを散策しながら、AWSのSAさんたちにお話を伺っていました。
自分の興味がある分野として、AWS CDKと生成AIが挙げられるのでそこを重点的に見て回りました。
これでDay1は終了し、懇親会へ。
AWS Summitは懇親会での交流や情報交換まで含めて楽しめるので、ぜひ参加することをおすすめします!
(公式で懇親会が開かれるわけではなく、個人で集まったり、JAWS-UGの人たちがメインとなって集まっていたりするような感じです。)
Day2は生憎の雨。到着時刻も8:45と少し遅めだったのですが、待機列もなくスムーズに入場できました。
そしてこの日は基調講演ではなく、昨日回り切れなかったAWS Villageのブースを散策。この日は生成AIを用いた開発促進ツール、AWS Amplify、現2年目の方たちが作成したRAGチャットボットのブースなどを覗いていました。
特にAWSの1・2年目の方々は自分と同年代とは思えないほどしっかりしていて、自分も負けていられないなと大変刺激を貰うことができました!
その後、再びAWS DeepRacerの応援に行き、続けざまにAWS GameDayへ参加。
今回のお題はFrugal Festivalということで、払い出された環境でのコスト削減に取り組むような内容になっていました。
この日は32チーム中19位と、結果を残すことはできませんでした…自分の知識・実力も足りておらず、AWS Jamより悔しい想いをしました。
しかしその分、もっと勉強しなければいけないという想いが強くなり、モチベーションの向上に繋がったので良かったです!
※こちらも別途記事を作成します。
そしてDay2はここで終了。その後は社内の懇親会へ参加し、2日間のAWS Summitが幕を閉じました。
2025年の参加戦略
①参加登録の開始通知をONにしておく
AWS Summit 2024のHPが展開されたのは2024年2月14日。そこで参加登録開始の通知をONにすることができます。これをONにしておくと、情報のキャッチアップが早くなり、人気のワークショップやセッションの参加予約がしやすくなります。ちなみにですが、2024年の実際の参加登録は5/8からでした。
また、AWS Summitの事前登録が始まった時に、一番最初に満席となったのはAWS JamとAWS GameDayのワークショップです。
なので、参加したい方は絶対に通知をONにしておき、申し込みが始まったらなりふり構わずこちらの枠を確保しに行きましょう。
どちらかというとJamの方が、丁寧なヒントを用意してくれていた印象です。なので初心者の方はこちらがおすすめです!
②Day1の基調講演を捨ててでもAWS認定者ラウンジへ向かう
AWS Summitには認定者ラウンジという場所があります(HALL2と3の間)。そこでは、自分が取得している資格に応じた特典(ステッカーやグッズ)がもらえたりします。
しかし、この認定者ラウンジ、めちゃくちゃ混みます。 特にDay1の基調講演後は尋常でない列が形成されていました。
しかも困ったことに、Day1でなくなった特典はDay2で補充されないという事態に。 そのため、2日目に認定者ラウンジへ行った私はSAP・DVA・SOAのステッカーを得ることができませんでした…
したがって、来年は朝一で認定者ラウンジへ向かおうと思います。基調講演は現地でオンライン聴講という形にします…
もしくは来年はきちんと2日分のステッカーが用意されていることを願います…
③入場前に飲み物・昼食を買わないでOK
会場内でモーニングドリンクの配布・お弁当の配布(基本先着)があります。
お弁当に関しては入場時に引換券を貰えて、11時〜13時の間で交換できます。ちなみコンビニ弁当ではなく、塚田農場とまい泉から選べて味も美味しかったのでおすすめです。しかも無料!
ですので、入場前にドリンクや昼食を買ってしまうと勿体無い&荷物が増えるだけとなってしまうかもしれません。
※お弁当は13時以降、引換券を持っていなくても貰えます。ただしかなりの列になるとのこと…
④不必要に大きな鞄を持って行かなくて大丈夫
理由は、企業ブースで大きめの鞄をノベルティとして配っているところがあるためです。
当日は色んな企業ブースを回ることでたくさんノベルティをもらえたりすると思いますが、その時は鞄を配ってる人に貰いに行きましょう。
(ちなみに朝早くに入場すると先着順でクッションが貰えるのですが、持ち歩く時には大きめの鞄がないと少し邪魔ですw)
⑤幕張周辺に宿を取り、夜遅くまで懇親会へ参加する
懇親会までがAWS Summitです。ぜひ参加/開催してほしいと思いますが、当日行くお店を探すとなるとどこも混み合っているかもしれません。ある程度事前に目星をつけて予約をしておいた方が確実です。
そしてそれを目一杯楽しむのであれば、関東近郊にお住まいの方であっても宿を取っておいた方が良いです! 行き帰りの手間もなくなって体力的にもGoodです。
また、海浜幕張のHUBにJAWS-UGの方たちが集まって飲んでいたりするので、そちらに行ってみるとさらに交流が深められて楽しくなると思います!
⑥セッションは最悪オンラインで聴講
個人的には、せっかく現地に行くのであれば現地でしかできない体験をするべきだと思っています。企業ブースを制覇したり、AWS VillageでSAさんと話をしたり、ワークショップに参加したり。
セッションを現地で聞くのももちろん素晴らしい経験です。しかし、それだけに囚われすぎないことも重要だと思いました。
せっかく行くのであれば、色んな人との交流も含めて楽しんでみてはいかがでしょうか!
終わりに
個人的にはAWS JamとAWS DeepRacerで優勝を目指して、今から頑張っていきます!来年のAWS Summitでお会いしましょう!