はじめに
用語の壁
プログラミングを始める上で、慣れない専門用語に苦労します。。。
そこで、この記事では、プログラミングを始める上で押さえておいて欲しい用語を解説します。
全てを覚える必要はありません。見覚えのある用語に遭遇した時、この記事を再確認してもらう程度で大丈夫です。
なお、この記事は随時更新していきます。
おさえておくべきこと
1. フォルダとファイル
プログラムを書いていく上で、フォルダとファイルの違いをちゃんと認識しておくことが大切です。
ファイルとは、単体のデータのことを指します。例えばpdfファイル
ならhello.pdf
です。wordファイル
ならhello.docx
などですよね。基本的に拡張子がついているのは、ファイルです。
フォルダとは、ファイルをまとめた箱
のようなものです。
新規フォルダ作成
を押して、その中にさまざまなファイルを入れますよね。あの収納ボックスがフォルダなんです。
2. パス
パスとは、ファイルやフォルダの場所をあらわすものです。つまりコンピューター内での住所です。
パスには、相対パス
と絶対パス
があります。難しそうな用語ですが、プログラムを書いていくうちに理解できていくと思います。
まず、相対パス
とは、自分の現在地から見た、ファイルの住所です。
例えば、上のmeeting.png
のパスを考えます。
meeting.png
は、1週目
というフォルダの中に収納されてますよね。
次に、1週目
というフォルダは、3月
というフォルダの中に収納されています。
さらに3月
というフォルダは1.会議
というフォルダの中に収納されています。
このようにフォルダが段状に構成されてる仕組みを**階層構造
**と言います。
それでは、コンピューターがわかるように`meeting.png`の住所を記述しましょう! プログラムの中では、この住所を下のように記述します。 Mac:*`1.会議/3月/1週目/meeting.png`* Windows: *`1.会議¥3月¥1週目¥meeting.png`*
フォルダの境を`/`で区切ります。ちなみに、`スラッシュ`で区切るのは**Mac**や**Linux**といったOSの場合で、 **Windows**の場合は**`¥`**で区切ると覚えておいてください。
さて、1.会議/3月/1週目/meeting.pngというパスは、1.会議というフォルダから始まっています。
しかし、私のPCでは1.会議というフォルダ自体はデスクトップに保存しています。ここで、絶対パスの出番です。
絶対パスを使用することで、コンピューターの中での住所がより明確になります。
Macの場合の絶対パス→ /Users/hello/Desktop/1.会議/3月/1週目/meeting.png
この絶対パスがあれば、meeting.png
はDesktop
の中にあるフォルダに収納されていることがわかります。
このように、コンピューター全体からみた絶対的な
住所のことを絶対パス
と言います。
実際の住所も市内〇〇町3-18
などと省略しますよね。相対パスのイメージはこんな感じです。
一方、絶対パスなら、/地球/アジア/日本/〇〇県/〇〇市/〇〇町/3-18
と書くイメージです笑
3. ディレクトリ
ディレクトリとは、簡単に言うとフォルダ
のことです。