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Obsidianの小技その4|マンスリーノートからはじめる

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はじめに

つねに開きっぱなにしているMarkdownメモツールObsidian。1年以上使い続けて発掘した、ストレスフリーにちょっとでも近づける、いいかんじのつかいかたをご紹介します。

マンスリーノートからはじめる

Obsidianの解説を読んでいるとよく「デイリーノートがおすすめ」と書いてあります。標準プラグインもデイリーノート用につくられています。わたしもいまはデイリーノートをつかっていますが、半年ぐらいはマンスリーノートでつかっていました。マンスリーノートでObsidianに慣れる期間があったからこそ、デイリーノートをうまく使えるようになったんじゃないかとおもいます。「デイリーノートはちょっとハードル高いなあ」という場合、マンスリーノートからはじめるのもおすすめです。

具体的な手順

マンスリーノートをつかう準備

  • 設定 > オプション > コアプラグインでデイリーノートをONにします
  • 設定 > プラグインオプション > デイリーノート > 日付の書式をYYYY-MM00とします
  • 設定 > ホットキーで検索窓にデイリーノートと入力し、今日のデイリーノートを開くにショートカットキーcmd + Tを割り当てます

マンスリーノートを実際につかう

マンスリーノートをひらく

Obsidianのどこにいてもcmd + Tを押すと、マンスリーノートが開きます。ファイル名は、2021-1200のようになっています。

2021年の12月のあいだは、cmd + Tを押すと、2021-1200ファイルにジャンプします。2022年1月になると、2022-0100ファイルにジャンプするようになります。

マンスリーノートの実例

ChangeLogメモスタイル

内部リンクスタイル

Obsidianでは、「メモはどこかからリンクされている」のがありがたいです。ですので、あたらしいメモをつくろうとおもったとき、下記のいずれかを選択します。

  1. いま現在のメモから内部リンクを貼れば済む→[[と打ってファイル名を入力し、新しいメモファイルに書き込みます
  2. どこかのメモから内部リンクを貼りたい→そのメモに移動し、[[と打ってファイル名を入力し、新しいメモファイルに書き込みます
  3. どこからリンクを貼ればいいかすぐにわからない→マンスリーノートをひらいて、そこに書き込む(changelogスタイル)か、[[と打ってファイル名を入力し、新しいメモファイルに書き込みます。

おわりに

メモツールをつかうときに「どこに書くか」を検討するのに、意外と脳のリソースを消費します。マンスリーノートを用意しておけば、ともかくcmd + Tを押せば、わたしの限られた脳のリソースを消費せず、次に進めるので、ストレスフリーに一歩近づけて、たいへんありがたいのです。

ご参考

横着プログラミング 第1回: Unixのメモ技術
→われわれ世代のエンジニアのメモ技術に大きな影響を与えたChangeLogメモの原典。長年つかっているうちに形式はすっかり独自になってしまいましたが、基本的思想はこの20年、ずっとTakabayashi氏の記事から変わっていないとおもいます。

Obsidian|使いかたとコツ(目次)

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