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Obsidianの小技その6|PC上のファイル・フォルダへのリンクを貼る

Last updated at Posted at 2022-01-05

はじめに

つねに開きっぱなにしているMarkdownメモツールObsidian。1年ぐらい使ってみたので、ストレスフリーに近づける、いいかんじの小技をご紹介してみたいとおもいます。

ファイルへのリンクを貼る

Obsidianは「リンクを貼りまくる」ことで便利になるツールです。なかでもPCに保存しているファイルにリンクを貼れて、これはめちゃめちゃ便利です。

  • たとえば、PDFファイルを貼っておくと、クリックするとファイルが開きます
  • さらには、フォルダも貼れて、そのばあいはクリックするとフォルダが開きます
  • 文書内への画像の貼り込みにも使えます

リンクの形式は

[表示テキスト](file://フルパス)

# 念を入れるならカッコをつけて
[表示テキスト](<file://フルパス>)

で、たとえばPDFの場合:

[soramame](file:///Users/username/Desktop/soramame.pdf)

フォルダの場合:

[211201_退避](file:///Users/username/Desktop/211201_退避)

みたいになります。

画像ファイルへのリンクを

![soramame](file:///Users/username/Desktop/soramame.png)

と書いておくと、プレビューモードでは文書内で画像が見えます。

フルパスのとりかた

ファイルのフルパスを取るのがわからん!めんどくさい!とおもうんですけども、macOSの場合だと、ファイルを右クリック→optionキー押すとxxxxのパス名をコピーとすれば簡単に取れます。

Windowsは、エクスプローラに表示されているとおもいます。

さらにラクする方法

わたしはもう右クリックもoptionキーを押すのもめんどうくさいし、[xxxx](<file://>)と書くのもめんどうなので、Automatorで小さなツールをつくりました。

参考:Obsidianで便利なローカルファイルへのリンクを、Automatorに作成してもらうと楽ちんだなあ

これをクイックアクションに追加しているので、アイコン(mdStyleLink)をワンクリックで、クリップボードにMarkdownのリンク形式がコピーされます。

# ペーストすると
[SS 2022-01-05 18.47.25.png](<file:///Users/username/Desktop/SS 2022-01-05 18.47.25.png>)

このミニツールのおかげで、わたしのノートは、リンク貼りまくりになっています。情報のソースがどこだったかを、覚えておく必要がなくなり、Obsidianのノートに貼っておくだけで済みます。記憶力がもともと弱いので、こういうことはツールが代行してくれると、脳に余白ができてたいへんに助かっています。

おわりに

Obsidianのリンクを大別すると、3つになります。

種類 形式
内部リンク [[xxxx]]
外部リンク [xxxx](https://yyyy)
ファイルリンク [xxxx](<file://フルパス>)

さいごのファイルリンクは、Obsidianのヘルプにも載ってはいるものの、あまり詳しく書いていないので見逃されがちです。書いていることも、なんだかよくわかんないし。

しかしながらObsidianを思考支援ツールとして使うにあたって、必須のリンクではないかとおもっています。

次回は、プレビュー文書に画像を貼る小技を、もう少し紹介できればなとおもっています。

ご参考

Obsidian|使いかたとコツ(目次)

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