VBA Collection の使い方

#Collectionと配列　比較

Collectionとは、複数のデータを格納することができるオブジェクトのこと。
配列とは、同じデータ型のデータを配列として1つにまとめた変数のこと。

####Collectionメリット
・変数のデータ型を統一させる必要がなく配列よりも簡単に記述でデータを格納していくことができる
・リストの管理が簡単

####配列メリット
・二次元配列と同じセル範囲を用意することで、一度に書き込みができる
※二次元配列・・・縦と横の２つの次元をもった配列のこと

複数のデータをExcelとやり取りする場合は配列 VBA内でまとまったデータを管理するときはCollectionオブジェクト

#Collection（コレクション）の宣言

Dim コレクション名 as New Collection

または

Dim 変数名 As Collection
Set 変数名 = New Collection

#アイテムの追加

With コレクション
    .Add Item:="アイテム1", Key:="i1"
    .Add Item:="アイテム2", Key:="i2"
    .Add Item:="アイテム3", Key:="i3"
    .Add Item:="アイテム4", Key:="i4"
    .Add Item:="アイテム5", Key:="i5"
End With

※keyは省略可能

コレクションの要素にKeyを指定しない場合はインデックスは”１”から始まる

#アイテムの削除

コレクション名.Remove(インデックス番号あるいはキー名)