「使われないとデータは良くならないし、データは使われる部分について良くなる。だから、データを良くしたい方向にデータをアフォードせよ。」ということだと思う。
出典:https://blog.openstreetmap.org/2015/02/17/openstreetmap-orgでの経路探索実装/?lang=ja
「しかしこのフィードバック方式は、私たちの言葉で言えば “レンダリングされるものがマップされる” という現象を生み出してきました。つまり、地図に画像として表現されない限り、修正や追加が必要なデータがあることに気が付きづらいのです。標準のレンダリングで表示されない多くの地物を描くにあたって、このフィードバック方式をとっている限り、そうした地物はユーザが修正しようという気持ちになりづらいのが実情でした。そしてこの理論は、例えば交差点における “左方向転回禁止” や、”バスのみ” 通行が許可される通行制限、実際には接続されるべき歩道と道路が接続されていないトリッキーなデータなど、地図で表現 “できない” 地物ではより顕著でした。この経路探索機能が実装されたことによって、ユーザはOSMウェブページで直接おすすめの経路を表示できるようになり、ユーザが問題点を発見し、そのまま編集できるようになったのです。」