「What will be hot in geo in 2015 — predictions from the GeoHipster crowd」
http://geohipster.com/2014/12/27/will-hot-geo-2015-predictions-geohipster-crowd/
の要点(技術関係を中心に拾ったものだけ)を書き出してみる。
- QGIS が地図作成(cartography)に使われる。そのための拡張が行われる。
- モバイルの測位機能を使ったモバイルマッピング・トラッキングソリューションが出る。
- 自動運転の関係で LiDAR やデータ収集が進展する。
- indoor mapping が再び出てくる。
- e-paper 時計に地図が出る。
- 他産業がジオを追従した結果、当該産業ではGISは不要だということが明らかになる。ドメインスペシフィックなニーズには"just enough geo"が対応することになる。「“Enterprise GIS” is really only relevant to GIS enterprises.」
- (tmcw)「何でも屋」段階を脱した会社がキラーアプリを作って包括契約に動き、教育やサポートのための人的基盤を構築する。
- (tmcw)スレッド、クラウド、GPUの新技術に対応した対抗馬がGDAL/PostGIS/Mapnikスタックを脅かす。
- (tmcw)ベクトルタイルが遂に広く入手可能になり、サーバサイドスタックにあったものの多くをクライアントサイドが食う。
- Esriがpay-for-playオプションを一般に提供する。
- UAVがレンズと処理可能データとの経路を短縮する。まずは災害対応で、そして農業分野で。
- The architectural paradigm driving all this is very cloud- and horizontal-scaling-oriented: everything has to be chopped into tiny pieces, everything has to be embarrassingly parallel, everything is a URL, and everything Has-To-Be-In-JavaScript. 最近の JavaScript の奔流は、2000年代初期における Java のジオでの奔流に似ている。
- Javaのときと同じく、JavaScript ソリューションの爆発的増加は、JavaScript ソリューションの大量絶滅を伴う。JavaScript ベースのアーキテクチャは、時代遅れと評価されるときがくる。
- 撮像と画像処理のコストが減少する。
- 地図表現をともなわないジオが増える。(地図もいずれ戻ってくる)
- コンシューマの位置の常時取得が前提となるソリューションが増加する。
- OSM へのデータ流入について more and more best practices and robust toolchains will emerge.
注目プロジェクト
- Leaflet
- ID
- geojson.io
- Turf
- Carmen