すぐには動けないが、余力があるときに調べておきたいことのメモ
Tangram
- Tangram が対応する GeoJSON タイルは、Mapzen/OSM.US-style のタイルである。TileLayer.GeoJSON が対応するようなプレインな GeoJSON タイルからの変換が必要である。アプローチは3つあるだろう。クラシックなやり方はHTTPサーバサイドでフィルタを作ること。簡単なsinatraアプリケーションを作って、要すれば heroku にもホストさせてもらうといい。もうひとつはTangramにモンキーパッチする形でプレインGeoJSONタイル対応をすること。読み込ませるべきデータに合わせたその場限りのモンキーパッチでよいだろう。3つめはService Workerを使うこと。ただ、Service Workerはまだブラウザ実装が少なく、いろいろと当たる問題がありそうであり、何よりスキルが手元にないので、難しいだろう。
Cesium
- 1月5日にバージョン1.5がリリースされ、GeoJSON対応が改善されたように書かれている http://cesiumjs.org/2015/01/05/Cesium-version-1.5-released/ が、試していない。余力があれば試しておくべき。
Leaflet 1.0
- Leaflet 1.0 が出るタイミングも、いまのところ読めないので、時々チェックしておくべきである。
binary vector tiles
- 現在、やや geobuf が出てきているところであるが、まだフォーマットが揃うのか、フラグメントされた形になるのか、読みづらい。
geojson-vt
- GeoJSON データのタイル化をブラウザ上で行うという手法であり、データ公開者の負担を劇的に減少させる可能性がある。ただし、初回転送のペナルティが大きいので、バイナリフォーマットとの併用や、オフラインキャッシュの普及が前提になる可能性が高い。ブラウザにおけるオフラインキャッシュは、Service Workerとともに新規まき直しになるので、実用化までにしばらく時間がかかるおそれがある。それまでは、サーバに入っている時点でタイル化されているほうが保守的である。
gsimaps の非公式英語版
gsimaps の非公式英語版を作成してみる。ジャパニーズがソフトウェア開発における「翻訳・I18Nトラップ」から遁れられないのはよくわかった。でも、英語から日本語への翻訳と、日本語から英語への翻訳のバランスが悪すぎる。日本語から英語への翻訳もあるのだ、という事例を示す。