基盤地図情報（数値標高モデル）（5mメッシュ（標高））の変換にXML処理を使うのは間違っている感じ

基盤地図情報（数値標高モデル）（5mメッシュ（標高））の変換にSAX（nokogiri）を使ってみたが、作ってみて分かったのだが、非本質的な処理になっている感じがあって、メリットがない。

SAXの設計もRubyの大クラス主義に合わない感じがするし、結局、ファイル名とtupleListのカンマ区切り値くらいしか取るべき情報はない。gml:Envelope の数値の打ち切りがおかしくて、これを取らずメッシュ名を取る方がよいと思ったことが、メリットがないと考えた一番の引き金である。

なので、単純なテキスト処理でコンバータを作るのが正しいと思った。nokogiri で作りかけたスクリプトを、記録のためにここにおいておく。

require 'nokogiri'

class DEM5A2CSV < Nokogiri::XML::SAX::Document
  def start_element(name, attrs)
    @buf = ''
  end

  def characters(s)
    @buf += s
  end

  def end_element(name)
    if name == 'gml:tupleList'
      @tupleList = @buf
    end
    @buf = ''
  end

  def end_document
    print <<-EOS
tupleList: #{@tupleList}
    EOS
  end
end

parser = Nokogiri::XML::SAX::Parser.new(DEM5A2CSV.new)
ARGV.each{|fn|
  parser.parse(File.open(ARGV[0]))
}