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TypeScript入門:型定義の基本と使い方

Last updated at Posted at 2023-03-02

TypeScriptを勉強しだしたときにまず引っかかるのが型の導入だと思います。
様々なサイトやドキュメントもあるため、情報を容易に検索できるようになってきましたが、
簡単なサンプルのドキュメントが多かったり、
高度な内容程、サンプルが少ないなと思うことがあったので、
今回自分なりにまとめていこうと思います。

【目次】

  1. TypeScript入門:型定義の基本と使い方(←いまここ)
  2. TypeScript実践1:ジェネリクスとデコレータの使い方
  3. TypeScript実践2:高度なジェネリクスとデコレータの使い方
  4. TypeScript実践3:インターセクション型とユニオン型
  5. TypeScript実践4:コンディショナル型
  6. TypeScript実践4:高度なデコレータの活用法

型定義の基本

TypeScriptでは、変数や関数の引数、戻り値などに対して、型を指定することができます。例えば、以下のように変数nameにstring型を指定することができます。

let name: string = "John";

また、下記のように数値を代入するなど、
型推論により、変数に初期値を代入する場合は、型指定が不要です。

let age = 20; // ageの型は自動的に`number`に推論される

型の種類

TypeScriptで使用できる主な型は以下のとおりです。

  • number: 数値型
  • string: 文字列型
  • boolean: 真偽値型
  • any: どのような型でも受け付ける型
  • void: 戻り値がない場合の型
  • null / undefined: 値が存在しない場合の型
  • object: オブジェクト型
  • Array: 配列型

型の使い方

型を使った変数の宣言や関数の引数、戻り値の指定方法を見ていきましょう。

変数の宣言

変数宣言時に __「変数名:型」__という書き方をします。

let age: number = 20;
let name: string = "John";
let isStudent: boolean = true;
let person: object = {name: "John", age: 20};
let fruits: Array<string> = ["apple", "orange", "banana"];

関数の引数

引数の型は function 関数名(引数名:引数の型) という指定をします。

function sayHello(name: string): void {
  console.log(`Hello, ${name}!`);
}

関数の戻り値

引数の型は function 関数名(引数名):戻り値の型 という指定をします。
以下のサンプルではnumberを指定していますが、何も戻り値が無い場合はvoidになります。

function add(a: number, b: number): number {
  return a + b;
}

まとめ

TypeScriptの型定義の基本と使い方について紹介しました。
最近ではJavaScriptでフロントを書くプロジェクトがどんどん減少して、
TypeScriptを使う会社がどんどん増えているように思います。
基礎を掴んで、使いこなしていきましょう。

以上、初心者向けのTypeScript入門記事でした。

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