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@hana_shin

NFSv4疑似ルートの使い方

1 はじめに

NFSv4にfsidというオプションがあります。
このオプションを設定したディレクトリが、サーバの疑似ルートになります。
つまり、クライアントからは、fsidを設定したディレクトリが、NFSサーバの
ルートディレクトリとして見えます。

2 環境

VMware Workstation 15 Player上の仮想マシン(2台)を使いました。
どちらの仮想マシンも、最小構成+開発環境で作成しました。

ネットワーク構成
                   192.168.3.0/24 
NFS client --------------------------- NFS server
          .20                        .10

仮想マシンの版数は、2台とも以下のとおりです。

CentOS版数
[root@server ~]# cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.6.1810 (Core)
カーネル版数
[root@server ~]# uname -r
3.10.0-957.el7.x86_64

3 パッケージのインストール

サーバ、クライアントにnfs-utilsパッケージをインストールします。

パッケージのインストール
[root@server ~]# yum install nfs-utils
[root@client ~]# yum install nfs-utils

4 事前準備(サーバ側)

NFSv4サーバを起動します。

NFSv4の起動
[root@server ~]# systemctl start nfs-server.service

NFSv4で使用するポート番号を開放します。
なお、firewall-cmdの使い方は、firewall-cmdコマンドの使い方を参照ください。

ポート番号の開放
[root@server ~]# firewall-cmd --add-port=2049/tcp
success
テスト用ディレクトリの作成
[root@server ~]# mkdir -p /DIR1/DIR2/DIR3/DIR4/DIR5

5 実験1

/DIR1を疑似ルート(fsid=0)に設定してみます。
クライアントからは、/DIR1がNFSサーバのルートディレクトリ(/)として見えます。

exportsファイルの編集
[root@server ~]# vi /etc/exports
[root@server ~]# cat /etc/exports
/DIR1 192.168.3.20(fsid=0,rw,no_root_squash)

/etc/exportsの設定内容をエクスポートします。

エクスポート
[root@server ~]# exportfs -ar

エクスポートした内容を確認します。
/DIR1が疑似ルートになっていることがわかります。

確認
[root@server ~]# exportfs -v
/DIR1           192.168.3.20(sync,wdelay,hide,no_subtree_check,fsid=0,sec=sys,rw,secure,no_root_squash,no_all_squash)

サーバの/をクライアントの/mntにマウントします。

マウント実行
[root@client ~]# mount -t nfs4 192.168.3.10:/ /mnt

/mntにサーバの/がマウントできたことがわかります。

マウントポイントの確認
[root@client ~]# df -hT /mnt
ファイルシス   タイプ サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
192.168.3.10:/ nfs4      20G  8.3G   12G   43% /mnt

/mnt配下を確認すると、ルートディレクトリとして設定した
/DIR1配下のDIR2,DIR3,DIR4,DIR5が確認できます。

疑似ルート配下の確認
[root@client ~]# ls -R /mnt
/mnt:
DIR2

/mnt/DIR2:
DIR3

/mnt/DIR2/DIR3:
DIR4

/mnt/DIR2/DIR3/DIR4:
DIR5

/mnt/DIR2/DIR3/DIR4/DIR5:

6 実験2

今度は、/DIR1/DIR2/DIR3を疑似ルート(fsid=0)に設定してみます。
クライアントからは、/DIR1/DIR2/DIR3がNFSサーバのルートディレクトリ(/)として見えます。

exportsファイルの編集
[root@server ~]# vi /etc/exports
[root@server ~]# cat /etc/exports
/DIR1/DIR2/DIR3 192.168.3.20(fsid=0,rw,no_root_squash)

/etc/exportsの設定内容をエクスポートします。

エクスポート
[root@server ~]# exportfs -ar

エクスポートした内容を確認します。
/DIR1/DIR2/DIR3が疑似ルートになっていることがわかります。

確認
[root@server ~]# exportfs -v
/DIR1/DIR2/DIR3
                192.168.3.20(sync,wdelay,hide,no_subtree_check,fsid=0,sec=sys,rw,secure,no_root_squash,no_all_squash)

サーバの/をクライアントの/mntにマウントします。

マウント実行
[root@client ~]# mount -t nfs4 192.168.3.10:/ /mnt

/mntにサーバの/がマウントできたことがわかります。

マウントポイントの確認
[root@client ~]# df -hT /mnt
ファイルシス   タイプ サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
192.168.3.10:/ nfs4      20G  8.3G   12G   43% /mnt

/mnt配下を確認すると、ルートディレクトリとして設定した
/DIR1/DIR2/DIR3配下のDIR4,DIR5が確認できます。

疑似ルート配下の確認
[root@client ~]# ls -R /mnt
/mnt:
DIR4

/mnt/DIR4:
DIR5

/mnt/DIR4/DIR5:

Z 参考情報

Ping-t
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hana_shin
写真は淡路島SAから明石海峡大橋を撮影したものです('19夏撮影)。'20年夏も3年連続で四国、大阪に行く予定でしたが、コロナ終息しないので断念。2021はぜひ行きたい!。取得済資格:ネットワークスペシャリスト、オンライン情報処理技術者。

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