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poetryのpackage-mode=falseを設定して依存関係だけ管理する

Last updated at Posted at 2024-04-01

まえおき

poetryは元々パッケージのバージョン管理に便利な機能が多く、publishコマンドとかわかりやすいですね。

しかしプロジェクトの管理に使用するだけならこれらのメタデータは不要になり、publish等もできない方が良くなります。

ver 1.8

バージョン1.8からpackage-modeという設定が追加され、パッケージの情報を抜きに依存関係を管理できるようになりました。

現時点では自動でパッケージの情報を削除できないので、設定ファイルを手動で変更する必要があります。

削除できる項目

全てです!

具体的には、poetry initコマンドで追加される[tools.poetry]は必要なくなります。

極端な例ですが、以下のようになります。

pyproject.toml
[tool.poetry]
package-mode = false

[tool.poetry.dependencies]
python = "^3.8"
cleo = ">=2.0.0"

参考:poetry#8650

おわりに

とはいえ、必須でなくなっただけで、nameversionは引き続き設定できます。

また、poetry install --no-rootを設定せずとも環境に自身をインストールしなくなるという点もあるので、パッケージでない場合は設定すると良さそうです。

参考サイト

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