筆者がオンライン英会話を始める際、以下のような心理的ハードルが存在していました。
- 英語が喋れないので恥ずかしい。
- 自分のレベルでは講師に迷惑がかかる気がする。
- 何を喋ったらいいかわからない。
- そもそも「面識のない人間と二人きりで会話をする」という状況に慣れていない。
これらのハードルにより、筆者は初回のレッスン開始ボタンを押すのに3時間かかりました。しかし、何度かレッスンを受けるうちに心理的負担を軽くする方法をいくつか見つけることができたので、メモも兼ねて記事を投稿させて頂きます。
※オンライン英会話にはDMM英会話、Native Camp、レアジョブ英会話など多くのサービスが存在します。どれを選んでも問題ないと思いますが筆者はNative Campを使用しているので、以下に書かせて頂くのはNative Campを使用した場合の内容となります。
人ではなくパンダと喋った
Native Campにはキャラクター講師というものが存在します。
普通の人間の講師を選択した場合、レッスン中の画面には講師の顔が映りますが、キャラクター講師の場合はVTuberのような感じでキャラクターのCGが映ります。中の人はNative Campの社員講師?のようで、ボイスチェンジャーを使いパンダ(FanFan)を演じて会話してくれます。
上記の紹介ページの動画を見て頂くとわかるかと思いますが、おそらく、この講師はもともとは幼児~小学校低学年あたりを対象に用意されたものだと思います。
ただ、パンダ(FanFan)本人に確認したところ、「大人でもキャラクター講師のレッスンを受ける人は少なくない」「中の人はたくさんいるので大人が受けても子供の迷惑にはならない」とのことでしたので、そのあたりは心配しなくても良さそうです。
キャラクター講師を選ぶ心理的メリットは以下となります。
- 人間感が薄れるので喋りやすくなる。
- 幼児並の英会話力でも許してもらえそうな気がする。
ちなみにNative CampにはパンダのFanFan以外にもテディベアやメガネザルなど複数のキャラクター講師が存在します。しかし他のキャラクター講師はボイスチェンジャーでの声質変化が強めで若干聞き取りにくいので個人的にはFanFan一択です。
自分の顔も年齢も非表示にした
レッスン開始前には「ビデオレッスン」と「ボイスレッスン」が選択できます。「ボイスレッスン」を選択した場合、こちらの顔は相手にはわかりません。年齢などもマイページから非公開に設定することが可能です。
顔を見られたり年齢を知られたりするのが凄く嫌、というわけではなかったのですが、そのほうが自意識を消して緊張せずに喋れるような気がしたので、慣れるまでは非表示にしていました。
時間設定を10分だけにした
Native Campの基本のレッスン時間は1コマ25分です。しかし、初心者だった頃の自分にとって25分はあまりにも長すぎたので、初めの数回は設定で10分に変更していました。
※時間設定ができるのは「今すぐレッスン」の場合だけで、予約レッスンでは不可のようです。
使いそうなフレーズを覚えた
簡単なフレーズであっても英会話に慣れていなければ咄嗟には出てこないものです。
- Could you say that again? もう一度言ってもらえますか?
- Please wait a minute. 少しまってください
- How about you? あなたはどうですか?
上記のようなフレーズを予習しておくことで安心してレッスンに臨むことが出来ます。
話題を固定した
レッスン前には、そのレッスンで使用する「教材」を選択する必要があります。さまざまな教材が有りますが、最も実践的な英会話の練習ができるのは「フリートーク」かもしれません。これは名前の通り、設定した時間(基本は25分)のあいだ生徒と講師が自由に会話をする、というだけの内容です。
しかし、いきなり自由に喋れと言われても何を喋ればいいのかわかりません。講師が何か話題を振ってきてくれたとしても、それが自分が喋れる内容だとも限りません。なにより一定時間の会話を成立させるには英語力以前に相応のコミュニケーション能力が必要です。
そこで筆者が使用したのが「5分間ディスカッション」という教材でした
上記ページを見て頂くとわかりますが、5分間ディスカッションでは予め用意された100個のトピックの中から生徒側が好きなものを選ぶことができます。5分間ディスカッションを選択するメリットは以下となります。
- 自分の好きなトピックを選択できる。
- 事前にトピックに合わせた単語やフレーズを予習しておける。
- トピックごとに複数の質問が用意されているので話題が途切れることが無い。
なお、始めたばかりの頃は5分間ディスカッションでもきついかと思うので、決められたスクリプトを生徒と講師で読み合わせるだけの以下のような教材を選択するのも有りかと思います。(英会話力向上のためと言うよりは、雰囲気に慣れるという意味で)
同じ講師を選び続けた
何度かレッスンを行い英会話の雰囲気に慣れてきた筆者は、人間の講師を選択するようになりました。
Native Campには1万人以上の講師がいるらしい(休業中の人とかも多いので、実質的にはもっと少ないと思う)ので、適当に検索して自分に合った講師を複数人見つけておくことをおすすめします。講師を固定することで以下のメリットが得られます。
- お互いに相手に慣れてきてリラックスして話せる。
- 講師が自分のレベル感をわかってくれている。
- 自己紹介をする必要が無い。
- 自分と合わない講師に当たることが無い。
なお、アメリカ人やカナダ人等のネイティブ講師は料金面等の制約が大きいので、筆者は基本的に非ネイティブ講師を選択しています。オンライン英会話の非ネイティブ講師はフィリピン人講師の割合がかなり高いです。フィリピン人講師は訛りが強い方も多いですが、綺麗なアメリカンアクセントで発音される方も一定数いらっしゃるので、そういった講師の中から自分の性格と合う講師を見つけて予約するようにしています。
まとめ
今では筆者もリラックスして人間の講師と話すことが出来るようになりました。英会話力も当初と比べればかなり向上したように思います。当記事に書かせて頂いたような方法でなくても、自分に合ったやり方を見つけて早めに環境に慣れてしまうことをおすすめします。
2022.8/30追記
すみません、思っていたよりも反応を頂けたので、欲が出て来てしまいました。
もしNative Campに興味の有る方は下記URLよりお申込みいただくと3000円OFFのクーポンがもらえます。(筆者にも3000円OFFクーポンが進呈されます。いわゆるお友達紹介キャンペーンです。通常のURLからの申込だと3000円OFFクーポンはもらえません。)
https://nativecamp.net?cc=FR_CP_1130462
2022.9/30までの申込なら5000円分のコイン(予約する際に使用)も別途もらえます。
7日間の無料体験が付いているので、とりあえず試してみるか~という方がいらっしゃいましたら是非。