概要
皆さんはChatGPT
についてはご存知だと思いますが、最近話題のAIベースの検索エンジン「Bing Chat」
についてご存知でしょうか??
どちらもすごく高性能なAIで、ChatGPT
はチャット bot
、Bing Chat
は検索エンジン
と名称や性能が若干違います。
今回はChatGPT
とBing Chat
のメリット、デメリット、得意、不得意を検証してみました!
私は初学者のため、間違った情報があればコメントなどで教えていただけると幸いです。
GPT-3.5に関しては個人的に嫌いなので検証しません。
Bing Chatとは?
BingはMicrosoftが作った検索エンジンです。
BingAIはChatGPT同様、対話型AIとして、雑談や質問に答えたり、創作物の執筆やプログラミングを手伝ったりなどができます。
また、画像生成AIとして、ユーザーのリクエストに応じて画像を作成したり、既存の画像を加工したりなども可能です。
検証1
どちらも画像を送る機能があるため、それを活かしでプログラミングコードを生成させてみた。
ChatGPT-4
下記が送った質問です。
個人開発の際に作成した簡易的な画面遷移図を送ってみました。
下記がその返答です。
そしてこのコードをコピペしてできた画面がこちらです。
よくカリキュラムであるような、簡易的な選択フィールド画面が一瞬で出来ました!すごいです。
Bing Chat
同じ質問と画像を送ってみます。
下記が回答です。
すでにコードが全然違いますね。
そしてこのコードで書いた画面がこちら
最低限といった感じですね!よくみるとChatgPTはBootstrap5を使ってくれていました。BingはBootstrap5の指定をすれば同じような画面ができていたかもしれませんね。
この検証で感じたメリット、デメリット
Bing Chatで感じたメリット
・無料と思えば十分な機能
・会話のスタイルを下記の3種類から選択できる
・より創造的に
・よりバランスよく
・より厳密に
感じたデメリット
・流石に有料のGPT-4には性能は劣る。
・コードを提案させた際の回答時間が長すぎる(GPT-4では回答が終了するまで20秒ほどで終わったが、Bingでは1分かかった)
・会話のスタイルによって文字数制限が3000~4000と決まっていて、比較的短い文章しか送れない。
ChatGPT-4で感じたメリット
・コード生成スピードが速い
・コードの質が高い
・送れる文字数が多い
・回答速度が速いためやり取りしやすい
感じたデメリット
・直接感じたわけではないが月3000円程かかる
まとめ
今回のプログラミングコードを生成させるといった検証ではChatGPT-4
の圧勝かなと感じました。
しかし、Bing Chat
の最大の売りは画像生成機能だと思っています。
(GPTでもプラグインを使えばできるらしいですが、質は劣るらしい)
なので、目的によって使い分けるべきだと感じました。