本記事では、MacOSでVSCodeを使用している方に向けて、キーボードによるショートカットキーのご紹介をさせていただきます。
はじめに
こんにちは、株式会社KakuKaku アソシエイトエンジニアのhamanoです。
今回は、普段私が使用しているエディタであるVSCodeのショートカットキーについてご紹介します。
本記事の作成のきっかけ
私は、普段VSCodeを画面上でポチポチしてしまう癖があり、マウスとキーボードで手の行き来が発生してしまいます。
そうしていると、以下のような課題が生じました。
- 「作業がスムーズにできていない」
- 「集中力を欠いてしまっている」
上記を解消するために、なるべくキーボードで作業をしてしまいたいという思いがありました。
そして、ショートカットキーを調べたところ、自分に対して有効な対策だったと感じることができたので、本記事の作成に至りました!
本記事は、私個人の備忘録でもありますが、皆様の参考になれば幸いです!
基本となるキー
⌘ | command |
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⌥ | option |
⇧ | shift |
⌃ | control |
全体的に作用
⇧⌘P, F1 | コマンドパレットを表示 |
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⌘P | クイックオープン、ファイル検索 |
⇧⌘N | 新しいウィンドウ |
⌘W | ウィンドウを閉じる |
⌘, | ユーザー設定 |
⌘K ⌘S | キーボードショートカット |
私は、クイックオープンとファイル検索である「⌘P」をよく利用しています。
これは、後に紹介する「⌘B」で行った後の動作と非常に相性がいいと感じています。
画面の表示・非表示
⌘+ / ⌘- | ズームイン / ズームアウト |
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⌘B | サイドバーの可視性を切り替える |
⇧⌘E | エクスプローラーの表示 / フォーカスの切り替え |
⇧⌘F | 検索を表示 |
⌃⇧G | ソース管理を表示 |
⇧⌘D | デバッグを表示 |
⇧⌘X | 拡張機能を表示する |
⇧⌘H | ファイルで置き換える |
⇧⌘J | 検索の詳細を切り替える |
⇧⌘U | 出力パネルを表示 |
⌘K Z | Zenモード(終了するにはEsc) |
ズームインの「⌘+」は、キーボードによっては、「⇧⌘;」という入力になることがあります。
サイドバーの可視性を切り替える「⌘B」という部分で、ファイルの一覧を隠しておくことが可能です。開きたいファイルの検索を、先の紹介にあった「⌘P」とすることで、作業スペースを広めに確保することを維持しやすいです。
コーディングに使用
⌘C | コピー |
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⌘X | 切り取り |
⌥↓ / ⌥↑ | カーソルの位置の行を上下に移動 |
⇧⌥↓ / ⇧⌥↑ | カーソルの位置の行を下 / 上にコピー |
⇧⌘K | カーソルの位置の行を削除 |
⌘Enter / ⇧⌘ Enter | カーソルの位置の行 下 / 上 に行を挿入 |
⌘] / ⌘[ | 行頭にインデント / アウトデント |
Home / End | 行頭 / 行末に移動 |
⌘↑ / ⌘↓ | ファイルの最初 / 最後に移動 |
⌥⌘[ / ⌥⌘] | 折りたたみ / 展開領域 |
⌘/ | ラインコメント切り替える |
⇧⌥A | ブロックコメントを切り替える |
行頭にインデント「⌘]」というショートカットは、わざわざコードの頭にカーソルを運んでTabキーの必要がなくなったので、かなり頼もしいです。
また、折りたたみ「⌥⌘[」と記載しているショートカットは、長くなった関数を折りたたむことが可能です。そして、折りたたんだコードは、コピーする時、削除する時に選択する部分が減らせるので、かなり編集が楽になりました。
ファイルを管理
⌘N | 新しいファイル |
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⌘O | 現在のウィンドウで、開くファイルを選択する |
⌘S | 保存する |
⇧⌘S | 名前を付けて保存 |
⌥⌘S | すべてを保存する |
⌘W | 閉じる |
⌘K ⌘W | すべて閉じる |
⇧⌘T | 閉じたエディターを再度開く |
⌘K P | アクティブなファイルのコピーパス |
⌘K R | Finderでアクティブなファイルを表示する |
⌘K O | 新しいウィンドウ / インスタンスでアクティブなファイルを表示する |
開いていたファイルを誤って閉じたときに、再度開くという手間が苦手なかた(私がそうでした)は、閉じたエディターを再度開く「⇧⌘T」とすると、閉じたものが再度開かれるので、おすすめです。
また、VSCode上で管理しているファイルをFinderで開きたい場合に「⌘K→R」と入力することで、開くことも可能です。
ご紹介させていただいたショートカットキーは、使用しているキーボードによっては、入力が求められるキーが異なる可能性があります。
VSCodeの公式Documentでは、チートシートも公開されています。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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本記事作成時の参考