今さらだけど!
チケット管理とは
そもそもチケット管理ってなんでしょうか?
超絶ざっくり言うと、
1. 作業をチケット化して、
2. それを参照・更新して、
3. 完了/破棄していく
このような流れで作業を分解していき、作業状態を可視化して、目的を達成する仕組み、です。
ちゃんと運用すれば、こんないい事があります。
個人では、
- タスクの失念が減る。(とりあえずToDoにぶち込んでおけば安心)
- それとは逆に、失念出来る。(今やることだけに集中できる)
- 悩むが減り、考えるに集中できる。(頭の中のものをアウトプットするにマッチしてる)
- 達成感を得やすくなり、楽しくなる。
チームでは、
つまり、人生が楽しくなります。(談:チケット信者)
人生変わったといっても良いです。今すぐ入信しなさい。さすれば…(略)
ツールだからと侮ることなかれ、です。
「Trello」使ってます
それをサポートするツールは山ほどありますが、僕は、**「Trello」**を利用してます。
その理由は以下の通りで、特に4つ目までが大きなポイントですね。
- とにかく動きが軽快 チケット管理ツールの中で一番早く感じる。
- やっていて楽しい かんばん形式だから達成感を強く感じる。
- 無料 無料でも充分なほど使える。
- カスタマイズできる 標準+Chrome拡張機能で大抵のことはできる。
- スマホでも更新可能 移動中に便利。
- 機能拡張が活発 知らない間に出来る事がめちゃ増えている。
ただし、次の要件が入ってくるなら、違うツールが良いかもしれません。
ここは自分が十分に試せていないので、なんとも言えません。。。
-
4人以上のチームでの作業
- (危惧)カンバンだとボードが多くて、カオス&動作が重くなるかもしれない。
- (対策1)「カードを検索」で人でフィルタリングして表示できる。
- (対策2)重くなってきたら、不要なカードをアーカイブして軽量化する。
-
タスク間の関連づけは必須!という場合
- 標準だとタスク間の紐づけはできないのです。
- ただし、Power-UP(標準の拡張ツールみたいなもの)で、親子関係は設定できるみたい。
-
Gitとの連携
- バージョン管理が必須!というチームは多いと思います。
そこの連携は実際どうなんでしょう?不明です。問題なさそう?
- バージョン管理が必須!というチームは多いと思います。
-
Wikiが欲しい!
- Wikiがないんですよね、標準機能で…
- なので、別のボード*1を作ってしまえば、いいかも。
※1 ボード チケット=タスクとしたら、ボード=プロジェクトみたいな感じです。
階層的には、ボード → リスト → チケット です。ま、使ってみて!
ちなみに、最近では別のツール「Notion」と迷いつつも、サクサクさで本当に微妙に
Trelloが上回った結果、Trelloを使い続けています。あと、積年の愛ゆえに。。。
こんな感じで使ってます(2020/3/15時点)
僕のプライベートの使い方を晒します。
ここからは人によって変わるので、色々と触ってみて自分にあったやり方を探検してください。
ボードはこんな感じ
ボードはあんまり作らないです。
年度で変えていくボード、友達と共有するボード、めちゃ汚してよいボード、くらいです。
リストはこんな感じ
-
WantToDo:「やりたいこと」を貯めるとこ
- 年始は、「2020やりたいことピックアップ」チケット内でチェックリストで登録していく
- 途中で思いついたこととか、上記チェックリストをチケット化していく。
- とても溢れやすい…ので、適度にアーカイブかWaitingに移動していく方が良い。
-
ThisWeek:「今週やること」を貯めるとこ
- 最近、タイトルをWorkingから変えてみた。
WantToDoから移動させてずっとWorkingに留まるのを防止したかったので、
時期を明確にするという意味で。
- 最近、タイトルをWorkingから変えてみた。
-
Waiting:「時が来るのを待っていること」を貯めるとこ
- 時が解決してくれるもの、ある程度やったけど気持ちが再燃するのを待つものなど
-
Done[m月]:「完了したこと」を貯めるとこ
- ここに移動する時がやっぱり一番楽しい。
- 月ごとに分けているのは、視認性の良さのためと、
チケットが多いと軽快さがなくなるので、一定の単位で簡単にアーカイブしていくためです。
-
後で読むもの:「なんか読みたい記事とか本」を貯めるとこ
- これだけカテゴリが違うけど、WantToDoを少なくするためにやってます。
思い切ってなくしたのは、「Cancel」です。
理由は単純で、そこに溜まってくのは気分を害するからです(笑)
なお、この仕組みは毎年変わってます(笑)
拡張機能
通常拡張機能
昔はGOLD会員だったのですが、今は通常なのでPower-UP機能は1つしか選べません。
多数ある中でも今ではこれを使ってます。
-
Cronofy:カレンダーと同期する
他にもカレンダー同期あるようですが、リアルタイムとかでこれが一番使いやすかった。
ちなみに、一番最初は、**「カードエイジング」**というのを利用していました。
見ての通り、更新しないとどんどんチケットがボロボロになっていきます(笑)
無駄に更新することになり、疲れてやめました(笑)
Chrome拡張機能
こっちもばんばん出るので追うのは大変です。ありがたい!
色々と入れると競合とか起こるものも当然あるようです。
超使ってる:SS
- Card Color Titles for Trello
チケットに表示されるラベルに文字を入れてくれる。
「色覚バリアフリーモードを無効化」しないとごちゃつく。
使ってるけどなくても困らない:A
- Trello Card Numbers
チケットに番号を付与してくれる。チケットの紐づけできたら必須だが。 - Elegantt
一人だとガントとかみないし、UIが好きじゃない。
やめた:B
- Next Step for Trello
チェックリストをボード画面でも表示する。チケットの幅が広がるのでやめた。 - Planyway
途中まで良かったけど、有料なのね。 - Agile SCRUM for Trello boards
主にチケット上の進捗を色で表現するために利用してたけど、
このせいでTrelloの反応が遅くなってイライラしたので停止させた。
ちなみに、自分の挙動からカードの自動化をしてくれる機能もできたみたい。
ちょっとやってみよう。
最後に言いたいこと
「Trello」で本当に物事が楽になりました。
これ、お金払っても良いかな、って思い始めてきました。
騙されたと思って、ぜひ触ってみてほしいです。