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概要

ALBにWAFを導入するために構成変更を行っておりました。
お名前ドットコムにてドメインを管理しており、ALBのレコードが登録できない事態になりました。

そのため、ALBの前にNLBを置きNLBのIPをレコード登録することで解決したので方法について説明していきます。

ALBがなぜ登録できないのか

ALBのAレコードをお名前ドットコムに登録できたらよかったのですが、仕様上登録できないことが判明しました。
image.png

がっかり.png

ALBのIPをAレコードで登録したらいいじゃない?と思う人もいるでしょう
ところが、ALBのIPは固定でなくランダムで変わってしまいます。
\(^o^)/オワタ

そこで思いついたのが、NLB→ALB→EC2にすることです。
NLBの場合IPが固定になるので、このIPをAレコードで登録してあげたらいいじゃないかと。

実際行ってみたところ、成功しましたので手順を記載します。

手順

前提

ALB→EC2の設定は終わっており、かつALBのHTTPSには証明書がついている前提で記載していきます。

NLB用のセキュリティグループを作成する

  • セキュリティグループ名:任意の名前
  • インバウンドルール:HTTPとHTTPSを許可する

ALBのセキュリティグループでNLBのセキュリティグループからのインバウンドを許可してください。

ターゲットグループを作成する

  • ターゲットタイプの選択は、Application Load Balancerを選択する
    image.png

  • プロトコルは443を選択
    image.png

  • ターゲット登録は以下にする
    image.png

  • ヘルスチェックプロトコルもHTTPSを選択
    image.png

NLBを作成していく

Network Load Balancerの作成をクリックする。
image.png

設定値

  • スキーム:インターネット向け

  • ロードバランサーのIPアドレスタイプ:IPv4

  • セキュリティグループ:NLBのセキュリティグループ選択する

  • リスナーとルーティング

    • プロトコル:TCP
    • ポート:443と80
    • ターゲットグループ:作成したターゲットグループ

NLBのIPを探す

ネットワークインターフェイスの画面にて、インターフェイスのタイプが
network_load_balancerになっているものがNLBのIPになります。
image.png

特定したIPをAレコードで登録すると成功します。

まとめ

ALBの設定で、HTTPをHTTPSにリダイレクト設定していたら最初400番表示になってびっくりしました。( ゚д゚)
この記事が初心者のためになればうれしいです。

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