0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

RTX1200を使い自宅環境を整備してみた

Last updated at Posted at 2025-01-12

概要

最近職場の近くに引っ越したのですが、個人回線を引けないため無料回線を使うことにしました。しかし、LAN配線方式のためプライベートIPを自由に使えないことが判明したので、RTX1200でNATを使って自由に遊べる環境を作ろうと思います。

RTX1200とは

RTX1200について軽く紹介します。

  • 中小規模向けのVPNルーター
  • 事業者向けなので、市販品で行えない設定ができる

詳しくは公式をみてください。
https://network.yamaha.com/products/routers/rtx1200/index

現状

現状とやりたいことの図です。
RTX1200のLAN1を自分で使える環境にして、LAN2にマンションからきているケーブルを挿します。

スクリーンショット 2025-01-11 142621.png

色々調べてみた結果

  • マンションのルーターは、192.168.0.0/24になってるぽい
  • NATを使って10.0.0.0/24で遊べる空間を作りたい

手順

CUIですべて行おうとしたのですが、うまいことできなかったのでGUIと組み合わせて設定していきます。

1.RTX1200のGUIに入る
 デフォルトだと192.168.100.1になっているかと思います。
2.管理者向けトップページに入る
image.png

3.ウィザードをクリックする
下記画面になるかと思います。
image.png

  • 時刻設定を行わない→設定の確定
  • 管理者パスワードを設定する

4.LANの設定
スクリーンショット 2025-01-11 145812.png

デフォルトだと、192.168.100.1になっているので変更する
スクリーンショット 2025-01-11 145902.png

5.DHCPサーバーの設定
ここは特に変更せず次へ進む
スクリーンショット 2025-01-11 145925.png

  • 確認画面が表示されるので、問題なければ適用する
  • 先ほど設定した10.0.0.1にGUIが変わっているので、アクセスする

6.アクセス管理でSSHの設定をする
スクリーンショット 2025-01-11 150128.png

念のためLAN1ポートのみにしておきます。
スクリーンショット 2025-01-11 150143.png

7.ログインユーザーを作成する
スクリーンショット 2025-01-11 150314.png

8.puttyを使ってSSH接続する
文字化けするので、リモートの文字セットをShijt_JISにする。
管理者権限に切り替える。

administrator

管理者パスワードを入力する
今回はLAN2にマンションからのLANケーブルをさしているので、DHCPでIPを受け取るようにする

ip lan2 address dhcp

NATタイプの指定をする
1:多で変換するのでmasqueradeにする

nat descriptor type 1 masquerade

変換後のIPアドレスを指定する
lan2で振られているアドレスにしたいので、下記コマンドを打つ

nat descriptor address outer 1 primary

lanへの適用をする

ip lan2 nat descriptor 1

設定を保存する

save

まとめ

とりあえずこれで、10.0.0.0/24は好きに使えるかなと思います。
最初行った際、最後のsaveを忘れており設定飛ばしてしまいました(´ω`)

日頃クラウドばかり触っているのですが、オンプレがここまで難儀なものだとは思いませんでした!
いつもは、AWSのコンソール上で行っているので時代の進歩というか変化を感じましたね。(GUIに慣れてしまっているので、CUIだとぱっと見で分かりにくかったです。)
オンプレとはどんなもんなんだろと興味本位で触ってみたのですが、これはこれで面白そうですね。

今度は余っているPCにproxmoxをインストールしてみます。

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?