はじめに
今回はNuxtのアプリケーションをS3+CloudFrontの構成へデプロイする手順を紹介します。
前提
- リポジトリ:GitLab
- フレームワーク:Nuxt3
実装手順
S3構築
- 下記の設定でS3を作成していきます。
- バケットタイプ > 汎用
- バケット名 > 任意
- オブジェクト所有者 > ACL有効
※パブリックへ公開するためにACLの設定を有効化する必要があります。
暗号化はデフォルト暗号化のままで問題ありません。
2-2.
アプリケーションをアップロードして確認する
手動でアプリケーションをアップロードして確認したい場合、Nuxtアプリケーションはdist配下をアップロードすることで
挙動を確認することができます。
先ほど有効化したS3静的ウェブホスティングの設定箇所にエンドポイントが記載されていますので、アップロード後にURLへアクセスするとアプリケーションが公開されていることを確認できます。
CloudFrontの作成
- 下記の設定でCloudFrontを作成していきます。
オリジンの指定以外は要件に合わせて変更いただればと思います。
- オリジン > 1.で作成したS3
パイプラインの構築
GitLabの場合は.gitlab-ci.ymlファイルを作成することで
パイプラインを構築することができます。
バケット名やAWSアクセスキーは
Settings > CICD > Variablesから設定できるシークレットを指定し、ymlファイルに書き込まないようにします。
stages:
- build
- deploy
build:
image: node:20
stage: build
artifacts:
untracked: true
when: on_success
access: all
expire_in: 1 days
only:
- main
script:
- npm install
- npm run generate
deploy:
image: python:alpine
stage: deploy
dependencies:
- build
only:
- main
script:
- apk add python3-dev
- pip3 install awscli
- aws configure set aws_access_key_id $AWS_ACCESS_KEY_ID
- aws configure set aws_secret_access_key $AWS_SECRET_ACCESS_KEY
- aws s3 sync ./dist s3://$BUCKET
まとめ
今回はS3 + CloudFrontへのCICDを含めたNuxtアプリケーションのデプロイについてご紹介しました。
IaCの作成やアプリケーションの作りこみ等も今後記事にしていけたらと思います。