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LINE Botで症状から適切な漢方薬をchoice!

Last updated at Posted at 2024-05-04

こんにちは!小売業で働いているHaMaです🖐

当店では医薬品を扱っており、漢方薬の接客に力をいれております💪
しかし、「従業員がお客さまにどの漢方薬を選べば良いかわからない」という問題が発生しています😱

そこで、症状を聞いたら、適切な漢方薬を教えてくれるLINE Botを作りました!

LINE Botとのやりとり

要約
LINE Botに症状を聞くと、適切な漢方薬を返答してくれます。

最初は、わざわざLINE Botにせず、直接ChatGPTに聞けばよいのでは🤔と思いました。

chatGPTの返答.png

残念ながら、中国語で返答されました🤣
プロンプトを工夫すれば適切に返答してくれるはずです。
しかし、現場では、スマートフォンに不慣れな従業員が使用する予定ですので、今回のLINE Botを作りました。

使用したツール

LINE Developers
ChatGPT
Make
SSSAPI
・Google スプレッドシート

LINE Botの作り方

Makeを活用してLINE Botを構築し、Google スプレッドシートをSSSAPIでAPI化、それをChatGPTに読み込ませて返答させています。このプロセスにより、ユーザーの知りたい漢方薬を、Google スプレッドシートのデータからChatGPTが判断します。

Makeの全体像と中身

MAKE全体像1.png

API化したGoogle スプレッドシート

スプレッドシート.png
行Aに漢方薬名、行Bにその漢方薬の適応症状を記載しました。

注意
行Aと行Bを適切にChatGPTに判断させる必要があります。
列1の文言を工夫しましょう。
この場合、B1が「症状」などだけですと、ChatGPTが判断できません

HTTPの中身

http中身.png

Google スプレッドシートをSSSAPIでAPI化し、黒塗りのところにそのAPI URLを入力します。
Makeでは、Google スプレッドシートを直接連携することもできますが、ChatGPTがうまく判断できなかったので、この様にしました。

SSSAPIの参考記事

OpenAI(ChatGPT)の中身

chatgpt.png

注意
ConnectionのAddで、OpenAIのAPI Keyが必要になります。
OpenAIのGPT-4などの言語モデルの料金体系は、「1K tokens」=1000トークン当たりの利用料金となっています。

Message 1で、HTTPから情報を読み込むこと、およびユーザーへの返答の仕方の指示を、ChatGPTに出します。
Message 2で、ユーザーがLINEに入力したテキスト(症状)を読み込みます。

LINE Botの返す内容

LINEbot返信内容1.png

ChatGPTが、HTTPの情報をもとに、ユーザーの入力したテキスト(症状)に合った漢方薬を返答します。

今後の課題

返答の精度が低い😥

冒頭の動画で、風邪と聞いていましたが、桂枝茯苓丸、杞菊地黄丸、が返答されました。これらの漢方薬は、まず風邪には使いません。現在、考えている改善策は2つあります。

①Google スプレッドシートの情報量を増やす
②OpenAI(ChatGPT)のMessage 1でユーザーへの返答の仕方の指示を工夫する

ChatGPTを有効活用できなかった

今回、ChatGPTに聞きながら制作していましたが、うまく活用できませんでした。
chatgpt活用できない.png
プロンプトがお粗末で、よい返答を得られなかったのが原因です。
結局、自分でQiitaの記事を探したり、時間をかけて制作してしまいました。
今後は、ChatGPTをフル活用し、アジャイル開発できるよう心がけます。

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