Cloud9をRuby on Railsチュートリアルで使って初めてクラウドIDEというものがあるのを知った。
使ってみて結構便利そうなので、Cloud9良いところ・悪いところがあるか考えてみた。
長所
1.ウェブブラウザがあればすぐに使う事が出来る。
Cloud9はクラウドサービスなので、ウェブブラウザでアクセスするだけですぐ使える。
IDEのように起動が遅いといった不満は無い。
また、自分のPCがWindowsだろうとMacだろうと関係なく同じ環境で開発をすることができる。
2.CPU、メモリが貧弱なPCでも気にせず使える。
貧弱な性能のCPUやメモリのPCでもウェブブラウザがあれば、開発をする事が出来る。
普通のIDEと違ってインストールをする必要もないので、ディスクの容量を気にしないで使える。
3.最初からある程度開発環境が整っている。
gitやRubyなどの各言語が最初からインストールなしで使用することができる。
これは言語をちょっと試しで触りたい場合に便利だと思う。
【参考】Cloud9 Supported Languages
4. IDE上から仮想マシンのシェルを使用する事ができる。
シェルが使えるので、仮想マシンのファイルシステムを操作したり、
gitコマンドでリポジトリの操作やherokuにデプロイをすることも可能。
Cloud9では、Ubuntu上にIDEがインストールされていて、IDE内のターミナルでアクセスする事が出来る。
欠点
1.使用できる言語は英語のみ
使える言語は英語のみで日本語対応していないようです。設定を探してみましたが、見当たりませんでした。
2.仮想マシンのリソースが限られている。
CPU、メモリ、ディスク容量に限りがある。
ここら辺は月額19$程度でリソースを増やす事が出来る。
なので、性能のいいCPUやGPUなどが必要なら、ローカルで開発をした方が良いと思う。
※Cloud9はオープンソースで公開されているので、自分でサーバーをたてるか借りるなどしてその上に
Cloud9をインストールして使うと言った事も出来るようです。
【参考】Cloud9を自サーバにインストールしてどこでもコーディング
まとめ
クラウドIDEは環境設定が簡単で、使い始めるのにもインストールなどを行う必要がなく、気軽に使える。
新しい言語をちょっと遊びで触ってみたい時にはウェブブラウザでCloud9を立ち上げてすぐに開発できるので、便利だと感じました。