TP-Link Tapo C200の設定
特別な専門知識を必要とせずにTP-Link社のTapo C200 IPネットワークカメラを設定し、映像を簡単に伝送する方法についてご紹介いたします。
セットアップ手順
1) TP-Link Tapo アプリのダウンロードと初期設定
まず始めに、スマートフォンに「TP-Link Tapo」アプリをインストールすることからスタートします。アプリはAppStoreまたはGoogle Playからダウンロード可能です。
- 「TP-Link Tapo」をダウンロードして、インストールします
- アプリを開き、アカウントを作成します
- カメラのアイコンをタップし、画面右上の「+」ボタンを使用してカメラをアプリに追加します
2) RTSPの有効化とカメラ設定
RTSP(Real Time Streaming Protocol)を有効にすることで、外部デバイスからの映像アクセスが可能になります。カメラ設定でRTSPを設定する手順は以下の通りです。
- アプリの「ホーム」画面からカメラを選択します
- 「設定」アイコン(歯車マーク)をタップし、「高度な設定」へ進みます
- 「カメラのアカウント」オプションを開き、新しいアカウント(ユーザー名とパスワード)を作成します。このアカウントはRTSPの認証に使用します
3) RTSPストリーミングURLの設定と使用
カメラのRTSP URLは次の形式でアクセスできます
- 高画質ストリーム:
rtsp://<IP Address>/stream1
- 低画質ストリーム:
rtsp://<IP Address>/stream2
カメラのIPアドレスは、Tapoアプリの「カメラ設定」>「端末情報」で確認できます。RTSP機能を有効にすることで、カメラのローカル記録機能やTapoCareサービスが利用できなくなる点にご注意ください。
確認と結果
以上の設定を完了後、HpVT Webプラットフォームでのストリーミングが成功することを確認しました。これにより、屋内映像 IoT システムの設定が容易かつ迅速に行えることが証明されました。設定手順はシンプルであり、技術的なバックグラウンドがない方でも問題なく実施可能です。