概要
SSHクライアントとしてずっとTeratermを利用していたが、接続するたびにユーザー名と秘密鍵を入れるのも、ini設定を作るのもなんとなく気に入らなかったので、巷で評判のいいWindowsTerminalを導入してみた。最初の設定はなんとなく面倒だが、非常に快適。
導入
Microsoft Storeを使うとQuickに導入できます。
Storeを使えない人はGitから落とすことも可能とのこと。
Microsoft TerminalのRelease Note
設定
SSHコマンドを書いて接続確認。認証鍵を使う場合にはフルパスを使って確認すること。
[設定]->[JSONファイルを開く]から設定値として貼り付けるだけ。
"list"
配下に"commandline"
から接続確認に使ったコマンドを入れる。
"hidden"
は脳死でFalse、"name"
は後で選択しやすいように自分で好きな名前を入れましょう。
日本語で雑に切られたパスを指定しているなどSSHコマンドにダブルクオートを使っている場合には下記のように普通にエスケープすれば使えます。
一度設定すればこんな感じでタブ追加の感覚で出すことが出来る。ショートカットでも開ける。
感想
設定をGUI的にできるとよりとっつきやすいが、別にいろいろと記事があったので困らなかった。
タブも使えるし、ボタン一つで接続もできるし、ローカルの作業もできたりするのでとても快適です。
Teraterm使っていたところと比較すると、強いて言うならばログ周りの仕組みが貧弱な事。
画面上から取得することはできるようだが、個人開発でいちいち手動で取らないといけないのが少し不便ではある。
さらには別にコマンドの時間とかも記録できるわけではなさそうなので微妙なところ。
現状本気で実現したい場合にはPowershellのTranscriptと組み合わせてやっていくしかないとのことなので、
今後時間などの記録も含めた柔軟なロギングができれば実業務でも便利に使うことが出来るようになるかもしれない。