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arm版 win11で 23h2にアップデートする方法

Last updated at Posted at 2024-04-28

あらまし

Arm版Windows11 (Mac)で、アップグレード (22H2->23H2)

  • Windows Updateをかけても、23H2へのアップグレードが降りてこない
  • 強制アップグレードも、Windows 11 インストール アシスタントがArm版に未対応なためできなかった
  • 一時的なグループポリシーの変更で、Windows Updateでアップグレードができるようにした
    (アップグレード後、設定を元には戻しますが、自己責任で)

環境

Windows 11 Pro 22H2 (Arm版)
MacOS 14.4.1 (Sonoma) の Parallels Desktop 19

手順

グループポリシーを一時的に変更し、参照バージョンを明示的に指定してからWindows Updateをかけると、Arm版でも自動的にアップグレードが行われる。

1. グループポリシーエディターを起動

検索メニューに下記を入力

gpedit.msc

2. 関係するグループポリシーを選択

順にクリックするだけ

ローカル グループ ポリシー
コンピューターの構成
 - 管理用テンプレート
  - Windowsコンポーネント
    - Windows Update
      - Windows Updateから提供される更新プログラムの管理
        - ターゲット機能更新プログラムのバージョンを選択する

3. アップグレードしたいバージョンを指定

編集メニューが開くので、下記3箇所を選択・入力
(下記は22H2->23H2の例)

ターゲット機能更新プログラムのバージョンを選択する(上側)
 [ ] 未構成
 [x] 有効   (こちらを選択)
 [ ] 無効
オプション(左下)
どのWindows製品のバージョンから機能更新を受け取りますか?
Windows 11  <- 入力
機能更新プログラムのターゲットバージョン
23H2        <- 入力

4.Windows Updateにて「更新プログラムのチェック」

 -> 23H2が出てくるので、インストール、再起動

5. アップグレード後のバージョン確認

検索メニューで下記コマンドを入力

winver

バージョン23H2と表示されていれば成功

6. 念のため、もう一度「更新プログラムのチェック」をかける

7. グループポリシーの設定を戻す (gpedit.msc)

さし当たっては必要ないが、後々のため

ターゲット機能更新プログラムのバージョンを選択する
 [x] 未構成 (「有効」から変更)
 [ ] 有効
  [ ] 無効

参考にしたサイト

22H2へのアップグレードを対象としていますが、23H2への手順も同じ

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