Mountain Lion 以降のMacでは自動スリープを抑制するcaffeinateコマンドが使えます。
基本的な使い方
Ctrl + cで終了するまでスリープを抑制します。
$ caffeinate -i
コマンドオプション
オプション | 効果 |
---|---|
-d | ディスプレイの電源を切るのを抑制 |
-i | システムのスリープを抑制 |
-m | ディスクのスリープを抑制 |
-s | AC電源での起動時にシステムがスリープするのを抑制する |
-u | ユーザがアクティブであることを宣言する(-tと組み合わせる) |
特定の時間だけ抑制する場合
指定した秒数だけスリープを抑制します。
以下の場合、1時間抑制します。
$ caffeinate -u -t 3600
特定のプロセスが起動中のときだけ抑制する場合
指定したコマンドが起動中の間だけスリープを抑制します。
以下の場合、makeコマンドが実行中の間だけ抑制します。
$ caffeinate -i make