はじめに
どうやら思っている以上に有名なWekanは導入について多くの記事があります。しかしつい最近(2018/08/30)に会社のサーバーにいれてみようとしたところうまくいかなかったのでいろいろした結果、たぶんやり方が変わった気がするので記事にしてみることにしました。
実際にあったこと
- まずproxyに引っかかってた気がする
- しかしWekanのgithubを見ると下記が書いてある。
Currently there are two dockerhub builds for wekan. One at mquandalle dockerhub and another at wekanteam dockerhub.
broken……壊れてるんですか?
まあ、そんなわけでよくわからないがquayの方を使ってみることに。
やること
概略
- docker / docker-composeの環境を用意する
使った環境は下記。いろいろあって会社と自室の両方で試すことになったので記録。LinuxはどちらもCentos7。
環境 | docker | docker-compose |
---|---|---|
自宅 | 1.13.1 | 1.13.0 |
会社 | 18.03.1 | 1.22.0 |
- Wekanのソースを持ってくる
git clone https://github.com/wekan/wekan.git
ひょっとしたらソース全部はいらない気がするが私はバカなので知らない。
-
Dockerfileとdocker-compose.ymlを書き換える
-
docker-compose up -d
上の2つはcloneしてきたフォルダの中でやる。
Dockerfileの編集(必要な時は)
- プロキシを突破のためにDockerfileにENVでhttp_proxyとか書いてあげる。
しかしこれで作ったコンテナはプロキシを環境変数に覚えてしまうので、気になるなら後で何とかして消してあげる必要がある。
docker-compose.ymlの編集(必要な時は)
-
ポートフォワーディングの変更
port:
のところに書いてあるので直す。デフォルトは80:8080 -
URLの変更
先頭が- ROOT_URL=
になっている行があるので、そこを適当に書き直す。
デフォルトはlocalhostになってる。
この並びにいっぱい設定の変数があるが放置してても動くっぽい。 -
mongodbのフォルダ(volume)の変更
デフォルトでもホストのどこかに作るんだろうけど、よくわからないしわかる場所に変更する。
volumes:
wekan-db:
driver_opts:
type: none
device: /home2/Dagon/docker_work/wekan/db
o: bind
みたいな感じにしました。