Wekanの導入
チーム開発にはPivotal Trackerというのを使っており
個々がシーケンシャルに優先度決めてタスクを消化するには良いのだが
タスクが増えてくると全体進捗と言うのが良く分からなくなってくる。
Epics機能はあるのだが、そこまで細かく見てられない状況もある。
Agileとは言えど、予算と大枠の期間にはコミットしなければならないため
機能および、そこに紐づく大きなタスクと課題をみるために「かんばん」を利用する。
タスクのpullはpivotalで継続して行うため、本来の役割とは違うかもしれないが、
「タスクをソフトウェア開発プロジェクトの関係者が理解するために、プロセスを視覚化」
という点を強調して利用したい。
セットアップ
手頃な環境が CentOS 5.4 しかなかったので、ここに入れる。
やり方はすべてここに書いてあるが
Docker環境ではないし、SandStormはよく分からないしで、先ずはふつーに入れる。
node.js のセットアップ
nvm を利用する。
環境依存だけど、gitは入っているが、証明書チェックは無効化させて落とす。
事前にnvmを入れたい適当なフォルダに移動しておくこと。
# git config --global http.sslVerify false
# git clone https://github.com/creationix/nvm.git .
# source ./nvm.sh
で、説明見る限りでは v0.10.40 を利用しろ と言っているので
# export NVM_NODEJS_ORG_MIRROR=http://nodejs.org/dist
# nvm install v0.10.40
# nvm alias default v0.10.40
次回以降も有効になるようにログインシェルも追加。
パスは使っている環境に合わせること。
if [[ -s xxxx/xxxx/nvm.sh ]];
then source xxxx/xxxx/nvm.sh
fi
mongoDB のセットアップ
レポジトリを指定する。
[mongodb]
name=MongoDB Repository
baseurl=http://downloads-distro.mongodb.org/repo/redhat/os/x86_64/
gpgcheck=0
enabled=1
そして、インストール。
# yum install -y mongodb-org
mongoは良いのだが、データ量がとにかく多くなる傾向があるため
今回はjournalフォルダはシンボリックリンクで移動させる。
シンボリックリンクで移動させることに特に意味はなく
設定ファイルで対象を探るのが面倒だっただけ、です。。
下記、実際は作成したディレクトリの権限に気をつけること。
# mkdir /xxxx/mongo
# ln -s /var/lib/mongo /xxxx/mongo
で、サービスを起動
# service mongod start
Webkan
https://github.com/wekan/wekan/releases/tag/v0.9
ここから落としてきて
# cd (適当なディレクトリ)
# tar xzvf wekan-v0.9.0-rc1.tar.gz
# export MONGO_URL='mongodb://127.0.0.1:27017/wekan'
# export ROOT_URL='http://kanban.com'
# export MAIL_URL='smtp://user:pass@mailserver.example.com:25/'
# export PORT=8539
実際は、今回はメールサーバが
用意できなかったので「MAIL_URL」は設定してない。
ポートも適当だし、URLもかなり適当です。
Webkan の起動
# node main.js &
起動時に立ち上げたいなら
mongoの自動起動と、上記環境変数設定を
~/.bash_profileに入れるの忘れずに。
http://(セットアップしたサーバのIP):8539/
問題なく利用可能になる。