イーサリアムでスマートコントラクトを実行した場合のトランザクションの見方（覚書）

ERC20トークンを転送（transferをcall）した場合のトランザクション

Function: transfer(address _to, uint256 _value) がトークンの転送では実施される。

送受信アドレスとトークン数を表示するサンプル

// Transaction Hash "0xe85c63caa7d8797fa52ee51d5eea6a19c487cde2173d29cbbe06b701f80280ae"
// にトークンを送信したトランザクションがあるとする

web3.eth.getTransaction("0xe85c63caa7d8797fa52ee51d5eea6a19c487cde2173d29cbbe06b701f80280ae", function(e, tx){
  console.log(tx.from);   // トークンの送信元アドレス
  console.log(tx.to);     // ここはトークンの送信先アドレスではなく、コントラクトアドレス
  var input = tx.input;   // ここにスマートコントラクトの実行内容が入っている
  console.log("0x" + input.substring(34,74));          // トークンの送信先アドレス
  console.log(parseInt(input.substring(75,138),16));   // トークン数
});

開始	終了	意味
1	2	16進予約語 (0x)
3	10	function名（web3.sha3("transfer(address,uint256)").substring(0,10) => "0xa9059cbb"）
11	74	第一引数、この場合は送付先アドレス（20文字 = 64Byte(40Byte)）
75	138	第二引数、この場合はトークン数（256bit = 32Byte）