リーズナブルな分割式メカニカルキーボードMiSTEL Baroccoにロープロファイルな新型MD650Lが出ました。日本ではまだ売ってないようですが入手方法や前機種との差異をまとめます。
変更点
通り一遍のレビューは下記に詳しく出ているのでそちらを参照していただきたい。
エルミタージュ秋葉原: 超小型な分離キーボードの新境地。ロープロ仕様に生まれ変わった、MISTEL「MD650L」を試す
ここでは実際の使用感に基づいた私の個人的な見解を述べます。
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Cherry ML Low Profile key
ストロークがMXの4mmからMLでは3mmに減少。これは快適だが赤軸に慣れていたので、茶軸のようなTactileのあるCherry MLはいまいち好きになれない。互換キーのKalihからはロープロファイルでもRed(Linear)/Brown(Tactile)/White(Clicky)の3種が出ているので、今後に期待。 -
カーソルキー
無くてもいいんだけど、ちょっとしたwebゲームなんかをするのに便利。 -
ケーブル
カールケーブルじゃなくなってとても良い -
キー設定
手順も含めて前機種MD600とほぼ同じように設定できる。
レイアウト変更(QWERTY, Colemak,Dvorak)はFn+AからFn+'(シングルクォート)に変更になりました。気づかずに押してしまうとつらい。アーキサイトから日本語マニュアルが公開されました。 -
Dip SW
新しく追加されたけど使っていない- Caps Fn置換
- Caps R-Ctrl置換
- L-Meta L-Alt置換 (Macでしか使わないならキーボードでできて嬉しいかも、でもMacでkarabinerを使えば特定のキーボードプロファイルの時のみ変更してくれる機能があるので、MacBook内蔵キーボードと外付けキーボードでマッピングを変更することができます。Dip SWでは変更しない方がLinux/Windowsに繋いだ時にそのまま使えて良さそう。)
- L-SpaceをFnにして2つのFnキー
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Caps Switch LED
今までの3LEDの左側に白いCaps LockのLEDが付きました。
入手方法
日本Amazonから買えるようになりました。
- 送料等込で$198
- USからの郵送で到着時に謎のうんこ臭がしましたがすぐ消えました(セカイラボの人も言ってました)
米amazonでも扱っていますが日本への発送はできません。
雑感
- キーが静音赤軸ベースならなお良かったですが、お気に入りとしてメイン環境で使っています。
- FPSをプレイ中にWキーが壊れた!と思ってバラしてスイッチも開けたんですが、なにかの拍子にキーアサインが変わっただけでした。ツメが削れちゃったので次開けられないかも。壊れたと思う前にリセットの事を思い出してください。
- 最近は互換キーのKaihuaを採用してメカニカル+無線でも5000円くらいから買えるようになったので、この流れが分割式キーボードにも来てほしいですね。安物はバッテリがすぐ駄目になりそうな気はします。
<無線メカニカルキーボード> - ErgoDox買ったんですが全く使わず押入れの肥やしになっています。もったいない。
- 深圳では青軸でLEDチカチカのキーボードばかりでした。中国や台湾の人はああいうの好きですね。ビジネスビルも夜中はLEDでレインボーしてます。