前回の投稿でスクリプト引数の渡し方について書きましたが、受け取ったデータを利用したレイアウトに依存しないスクリプト作成についてまとめておきます。
スクリプトステップ
フィールドを名前で設定 [<指定された計算フィールド>; <計算値>]
汎用的な処理を作成する場合は、直接フィールド名をしたくないので、スクリプトの引数でフィールド名を受け取り設定するためにこのスクリプトステップを利用します。
カスタム関数で引数を受け取る方法で記述した場合、以下のような感じで利用します。
指定フィールドに値を設定するスクリプト(FieldName;Value)
1 #引数を受け取るだけのシンプル版
2 If [#Assign ( Get ( スクリプト引数 ) )]
3 新規レコード/検索条件
4 フィールドを名前で設定 [$FieldName; $Value]
5 End If
オブジェクトへ移動 [オブジェクト名:""<オブジェクト名>"]
ポータル内のフィールドに対して処理する場合などに利用しています。
1つのレイアウト内に複数のポータルを配置している時などはポータルに名前を付けておかないと想定外の動きをすることがあるので気をつけましょう。
使用例は以下のような感じです。
ポータル内に行追加(ポータル名;フィールド名;フィールド値)
1 If [#Assign ( Get ( スクリプト引数 ) )]
2 オブジェクトへ移動 [オブジェクト名: $ポータル名]
3 ポータル内の行へ移動 [選択; 最後の]
4 フィールドを名前で設定 [$フィールド名; $フィールド値]
5 End If
上記2つのスクリプトステップは汎用的なスクリプトを作成しようとした場合には頻出すると思いますので参考にしてみてください。