今回はFileMaker14から追加されたボタンバーとスライドコントロールを利用してタブコントロールの代替機能を実現する方法です。
標準のタブコントロールがあるのに何故こんなことをするかというと、標準の機能だとタブ部分のデザインなどの変更が柔軟に出来ないため使っています。
スライドコントロール側でのパネル切替を抑止してして、ボタンからだけ制御できるようにします。
方法を簡単に説明すると、ボタン数とスライド数を同数用意して、各スライドに名前を付け、ボタンが押された時に対応したスライド名のオブジェクトに移動させます。
設定方法を順に説明します。
設定手順
1.ボタンコントロールとスライドコントロールをレイアウトに載せます
その時、スライドコントロールの設定で以下の2つのチェックを外します。
3.各ボタンのクリック時にスライドを切り替える設定をします。
以上です。
オブジェクトの名称とボタンに設定した名称が正しければこれで動作するはずです。
応用としてsスライドコントロールは、ステップダイアログなどにも使用できますので、是非活用してみてください。