Wicketの開発環境をDockerで構築

Wicketのプロジェクトの生成・実行をDockerのmavenを使用して行う方法です。

Wicketプロジェクトの生成

まずプロジェクト生成のみを行う一時的なコンテナを立ち上げる。

$ docker run --rm -v $(pwd):/usr/src -w /usr/src -it maven /bin/bash

ShellでWicketQuickStartを実行。プロジェクトが生成される。

Wicketプロジェクトの実行

以下のようなdocker-compose.ymlを作成する

version: '3'

services:
  app:
    image: maven
    volumes:
      - .:/usr/src
      # m2のローカルキャッシュ
      - .m2:/root/.m2
    working_dir: /usr/src/myproject
    command: mvn jetty:run
    tty: true
    ports:
      - 8080:8080

m2のローカルキャッシュがディレクトリに配置されるので注意。

実行する。

$ docker-compose up -d

しばらく待ち、コンテナのログに [INFO] Started Jetty Server と表示されたら起動完了。 localhost:8080 からアクセスできる。