プログラム実行結果が想定通りではないときのデバック方法を記載
基本の動き
1. ブレークポイントを置く
想定通りか確認したい行でF5
を押すと、行数の左側に赤いポイントが付く。解除もF5
2. コンパイルして実行
F9
でコンパイルしてアプリケーションを動かしてみる
3. ブレークポイントで止まっていることを確認
以下のようにブレークポイントに→
があればそこで処理が止まっている
4. ステップイン
F8
を押すと一行ずつ処理を進めるので、変数に想定通りの値が格納されているかなどを確認していく。
メソッドの中まで一行ずつ確認したい場合はF7
を押すとメソッドの中に入る
Tips
ブレークポイント一覧
Ctrl + Alt + B
を押すとブレークポイントの一覧が表示される。
評価/変更
ctrl+F7
を押すと以下が表示される
「評価する式」に変数や式を入れると、結果が表示される
実用的な使い方:「ブレークポイント」で停止した後、「ソースコードを選択」し、ctrl+F7
で中身を確認
監視式
Ctrl+Alt+W
で監視式を開く
監視式に変数をコピーすると、変数に格納されている値を監視できる
変数やクラスの定義箇所に移動
Ctrl
を押しながら変数やクラスをクリックすると、
変数を定義した行数に移動する。
移動先から元の場所へ戻りたいときはAlt+←
又は、DelphiのIED上部にあるボタンでも移動が可能。
ブックマーク
Ctrl+Shift+[1-9]
を押すと、行数の左側に押した数字が表示される
Ctrl+[1-9]
を押すと、押した数字の場所に移動する