クラスメソッドさんのイベントDevelopersIO2024で麻雀界で有名なトイツ王子、土田浩翔プロのお話を聞いてきたのでブログにしてみました。
土田プロからのオープニングトーク
運が良い状態が長く続くのが理想ですよね
運は巡ってくるだけじゃない、自分の生活によって運を寄せられる
麻雀はダークサイドだったけど、今は知育・教育の一環になっていけばと土田プロは考えてる
数の世界から離れる
運が9割、技術が1割。土田プロが50代になった時の印象。30代の頃は逆だった。
点数が高かったから運が良いわけじゃない
麻雀も仕事も数字は後からついてくる、まずは運を育てる
運は明るい人に寄ってくる
人工物を触る人にはよってこない、スマホばかり触っていると運は寄ってこない
なるべく自然に身に置くとよい
耳から聞こえる自然界の音が大事
自分の中の煩悩をいかに捨てて、自他を比較しない・比較せず自分と向き合う
自分を見つめ直すために自然に身を置いて、自分の考える。麻雀は相手と戦うんじゃなくて、自分と戦う
損得勘定で動いちゃいけない
運は明るいところへ寄ってくる、悲観的にならずに肯定的に生きていくと運が寄ってくる
自分のスキルをどうやってあげるか、自分を高めることをすると良い運が寄ってくる
予測力を身につける
予測力をつけるには、気づき
気づきを増やす、日々の生活の中で見逃している気づきを大事にする
市場を大きく見るよりもお客様を個々に見て大事にする(横田社長)
捨てられた牌から気づく、人からのオーラを感じる。
大局観
自分が置かれている位置を俯瞰する力が大事
自分が劣勢に置かれている場合に、切羽詰まって大博打にしにいくことは間違っている
仕事の上でもお客様からの些細な気づきを大切にして交渉する(司会者)
気づきを鍛える
土屋プロが師匠から教わったのは、公共交通機関へ乗った時に次の駅で何人が乗ってくるか?を予測とことが大事と教わったけど土田プロは諦めてしまった
(多分、気づきの積み重ねの集大成として予測ができるようになるんだろうね)
この話は機械学習でもパラメータのあたりをつける時に気づきが大事だったりする(横田社長)
「勘が働く」
勘に基づく行動の方が成功例が多いと思っている
今までの経験値から導いているから、それも予測している
「アヤがつく」
よく自分に回ってくる牌がある、自分に回ってくることがなんなのか?それに気づいてうまく活用するとうまくまわる
アヤがついたからと
大局観を磨くために、画を張らず、自分を客観的に見定める
理より感覚を優先する
本能で動く、経験則から導かれる感覚
自然に帰って本能を呼び覚ます
「なかなか難しい」と理で考えると難しいけど、体で「やってみよう」と行動してみるのが大事
上下関係やルールを取り払って行動してみるのに近いかも(横田社長)
アイスブレイク
葉子戯:麻雀の誕生は? 1,300年前。中国の唐の時代、高級官僚が妾の葉子さんのために作ったゲーム
麻雀を伝えたのは夏目漱石。名川彦作。日本へ伝わったのは近代。最初に持ち帰ったのは北海道。樺太経由で持ち帰った。
運を引き寄せる7つのこと
- 気分よく生きる。
- 否定しないこと
- 批判しない、ぐちを言わない、否定から生まれない
- 人を好きになる
- 誰であれ人間が好き、打算的な愛情ではなく男女関係なく愛情をもつ
- 気づきの量を増やす
- 起きた時に気づくこと、起きて目に見えた風景から何かの変化を気づく、気づくことで気遣いが増える・相手のことに気づいて相手にしてあげる
- 全てを受け入れる
- 自分に降りかかってきたことを受け入れる、降りかかったことをシャットアウトしない、まずは受け入れて客観的に判断し、感情的にならない、主観的にならず客観的に判断する、
- 自分の動きから無駄をなくすること
- 時間は有限だから無駄を減らして時間を増やす、そうすると周りの人の時間が増える、気づきが悪いと人とぶつかったりする
- 周りと自分を比較しない・嫉妬しない
- 自分を知る、自分を知らなさすぎるから、もっと自分を知る。相手と比較してても時間の無駄
無償の愛
自分が施したことに対価を求めない、気づきから気遣ったことへの見返りを求めない、愛こそ全て
麻雀で、どんなに点数が低くても、どんなに悪い状況でも、自分に来ている牌たちを愛する
損得で判断せず、見返りを求めない
最後に会場で麻雀を知っている方々へ
振り込む、放銃することは良い行為、相手に愛を与える良い行為www
相手の喜びを自分の喜びとしてとらえる(会場が笑いに包まれる)
今回のセミナーを聞いた所感
土田さんの運を可視化する話、すごく面白かったし、耳の痛い話だった。
煩悩に振り回されて足掻いているのは自分のせいなんだよね、、、